スターバックス流のドリンクに慣れてしまうと、他のお店に行った時に困るかも? あるバリスタの体験談が話題。(フロントロウ編集部)

スタバのドリンクは他では通用しない?

 コーヒーからフラペチーノ、はたまたスムージーなどまで多くの種類のドリンクを取り扱い、日本でも高い人気を誇るスターバックス。しかしスターバックスのドリンクは“標準”ではないこともあるよう。

 「本物のコーヒーショップ」でバリスタとして働いているという女性が話すTikTok動画が話題となっている。彼女によると、スターバックスで買えるマキアートを期待する客とは、このような出来事が起こることが多いそう。

 「誰かが来てマキアートをオーダーしたら、伝統的なマキアートが欲しいのか、スターバックスのマキアートがほしいのかを聞く。『何が違うんですか?』と言われるから、『伝統的なマキアートはエスプレッソのショット1杯にクリームが上に乗っているものです。このくらい(の小ささ)です。スターバックスのマキアートはキャラメルラテみたいなもの』と話す。するとその人は、『伝統的なマキアートにします』と言うから、私はそれを作って手渡す。そうしたらその人は、『これは欲しかったものじゃない』と言うから、『スターバックスのマキアートを作ってほしいですか?』と聞くと、『そうだね』と言う」

 じつはスターバックスでマキアートが名前につくドリンクには、キャラメルマキアートとエスプレッソマキアートの2種類がある。この動画のコメント欄には、スターバックスのものでもエスプレッソマキアートは伝統的なものに近いとする指摘が寄せられたが、キャラメルマキアートのほうが有名なのは、彼女の経験からしても明らか。

 また、スターバックス以外のコーヒーショップで働く別のバリスタからは、「もうそれを説明すらしない。ただ作って、その人の顔を見るのが好き」という、ちょっぴり意地悪な経験談もあった。

 有名店の商品が、その種類の代名詞的アイテムになることは多いが、伝統的な作り方から見ると異なることは少なくない。スターバックス以外のお店でマキアートを頼んで、少量の苦いエスプレッソが出てきても、驚かないように。

(フロントロウ編集部)

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