『ワイスピ』ファミリーが拡大中
大人気映画シリーズ『ワイルド・スピード』10作目の制作が進むなか、ヴィン・ディーゼルが演じるドミニクの祖母がシリーズに初登場することが明らかになった。
9作目である『ジェットブレイク』では、ジョン・シナが演じるドミニクの弟ジェイコブが初めて姿を見せ、ジョーダナ・ブリュースター演じる妹のミアも2作品ぶりに登場。トレットきょうだいの物語は最終章となる10作目と11作目まで続くと思われていたが、じつは最初に作られた10作目の脚本ではミアが登場せず、ヴィンが制作陣に彼女の出演を要望したため、それが実現。ヴィンがトレットファミリーを描くことを重要視していることが分かる。
そして最新作では、ドミニク、ジェイコブ、ミアの祖母となるキャラクターも登場。そして彼女を演じるのは…、リタ・モレノ!
エミー賞、グラミー賞、アカデミー賞、トニー賞をすべて受賞したことのある、史上16名しかいないEGOTの3人目である大御所俳優のリタ・モレノは現在90歳だが精力的に活動しており、『ワイルド・スピード』への出演が実現した。
本シリーズに、デッカード・ショウの母親マグダレーン・ショウ役として、イギリスの大御所俳優ヘレン・ミレンが加わった時には驚きの声があがったが、リタの出演にもヘレンの時の同様の反応が寄せられている。
ドミニクたちの父親はストックカーレースのレーサーであり、レース中に事故死。それがドミニクとジェイコブの確執の原因に繋がった。シリーズでの流れを考えると、リタが演じるのは父方の祖母である可能性が高いように感じられるが、果たしてどうだろうか。
『ワイルド・スピード』10作目には、ブリー・ラーソンやジェイソン・モモアといった新キャストも加わることが発表されている。
(フロントロウ編集部)