クリステン・スチュワートがハイヒールを脱いで、裸足でカンヌ国際映画祭会場を移動。その姿が可愛い。(フロントロウ編集部)

クリステン・スチュワート、お馴染みの裸足

 現在フランスで開催中のカンヌ国際映画祭には、数多くの俳優が世界各国から集結。自身がメインキャラクターを演じた映画『Crimes of the Future(原題)』がプレミア上映されたクリステン・スチュワートも出席した。

画像: クリステン・スチュワート、お馴染みの裸足

 共演者であるレア・セドゥととても仲の良い姿を見せ、ヴィゴ・モーテンセンやデヴィッド・クローネンバーグ監督とも交流したクリステンは、黒ベースのトップスに白のスカートを合わせ、黒のピンヒールパンプスを着用していた。しかし、レッドカーペット以外のところで目撃されたクリステンの姿も大人気となっている。

 会場内を移動するクリステンは…、裸足!

 “やっぱり”と思った人も多いはず。現在ではまだ多くの場面で、男性であればハイヒールを履けとは言われないにもかかわらず、女性であれば正装の時には当然のようにハイヒール着用が求められる。不安定な履き心地で、足への負担も非常に大きいハイヒール、そしてとくに足をカバーしないため脱げやすいパンプスの着用を多くの女性が強制されている社会に対して、世界中で多くの人が声をあげて闘ってきているが、クリステンもそのうちの1人として有名。

 カンヌ国際映画祭では、2015年にハイヒールを履いていなかった女性が入場を拒否されたことで、2016年に多くの女性俳優が抗議活動として裸足やフラットシューズ、スニーカーなどで参加。クリステンも当時はスニーカー姿を見せており、また、2018年にはレッドカーペットのど真ん中でハイヒールを脱いで、裸足で移動した。

 今年は、レッドカーペットではハイヒールを履いていた彼女だが、裏では裸足で移動していたよう。スタッフのうちの1人が彼女の靴を手に持っていることも確認できる。裸足で軽快に、ぴょんぴょんと移動するクリステンの様子はキュート。

 ちなみに、4月に開催されたアカデミー賞授賞式では、ハイヒールからローファーに履き替えていたが、今回はフラットシューズを持ってくるのを忘れてしまったのだろうか。

 ここ最近のクリステンは、抗議の意味だけでなく、本当にハイヒールを履くことに疲れたから脱いだというような姿を見せているが、とはいえカンヌ国際映画祭だけでなく、社会全体で女性にだけパンプスやヒールのある靴を強制する風潮がなくなるまで、彼女の行動には意味があり続ける。

(フロントロウ編集部)

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