イギリス王室のエリザベス女王の在位70年の記念式典、プラチナ・ジュビリーでヘンリー王子とメーガン妃が“控えめ”だった理由を関係者が明かした。(フロントロウ編集部)

ヘンリー王子&メーガン妃が“控えめ”だったのには理由があった

 イギリスで、現地時間6月2日から約4日間にわたってエリザベス女王の在位70周年を祝う記念式典、プラチナ・ジュビリーが行われた。エリザベス女王は体調を考慮して記念礼拝には出席しなかったが、次期国王のチャールズ皇太子やウィリアム王子、キャサリン妃に加えて、2020年3月末に王室を離脱したヘンリー王子メーガン妃も出席したことが話題となった。

 ご存じの方も多いと思うが、現在、ヘンリー王子とメーガン妃はアメリカを拠点に生活しており、今回はプラチナ・ジュビリーのために息子のアーチーと娘のリリベットを連れてイギリスに一時帰国した。王室を離脱する=高位王族の立場を退くということなので、エリザベス女王の誕生日を祝うパレード「トゥルーピング・ザ・カラー」では離れたところから見守るだけで、パレードの馬車行列に参加することはなく、女王をはじめとする王室のメンバーがバッキンガム宮殿のバルコニーに登場した際もそこに2人の姿はなかった。

 今回のイギリス滞在中にヘンリー王子とメーガン妃が目立った行動を取ることはなく、プラチナ・ジュビリーの2つのイベント(トゥルーピング・ザ・カラーと記念礼拝)に参加しただけで、最終日を待たずしてひっそりと渡米。ヘンリー王子とメーガン妃がイギリスで公の場に姿を見せるのは約2年ぶりのことだったが、プラチナ・ジュビリーで最も世間の関心を集めたのはジョージ王子とシャーロット王女、ルイ王子の3人だった。

画像: ヘンリー王子&メーガン妃が“控えめ”だったのには理由があった

 しかし、ある王室関係者によると、ヘンリー王子とメーガン妃はあえて目立たないようにしていたという。この関係者は、「彼らはもう(公務を行なうアクティブな)ロイヤルファミリーの一員ではありませんし、それは本人たちが選んだ道でもあります。しかし、恐らくイギリス国民の多くはまだそれを受け入れていません」としたうえで、「今回の彼らは控えめでした。彼らは敬意を表し、(アメリカの)家に戻りました。2人は女王に会うためだけに帰国したのです。そして、その目的を果たしました」と米Peopleに事情を説明。

 ちなみに、“目的を果たした”という関係者の言葉どおり、ヘンリー王子とメーガン妃はイギリス滞在中、エリザベス女王の愛称にちなんで名付けたリリベットを連れて、女王と面会した。エリザベス女王がリリベットと会うのはこれが初めてだった。一方で、メディアに写真が流出することを恐れて、女王がリリベットとのツーショット写真の撮影を拒否したという話もある。(フロントロウ編集部)

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