『ワイルド・スピード』シリーズを手掛けてきたジャスティン・リン監督が、『ワンパンマン』のハリウッド実写映画でメガホンを取ることが決定した。(フロントロウ編集部)

ハリウッド版『ワンパンマン』の監督が決定

 『ワイルド・スピード』シリーズ3作目から6作目、そして9作目で監督を務め、10&11作目も手掛ける予定だったが、4月の終わりに降板を発表したジャスティン・リン監督は、次回作に日本の漫画が原作の映画を選んだ。

 ONEが原作、村田雄介が作画を担当した『ワンパンマン』は、英語圏でも『One Punch-Man』の名前で人気を博す作品。2020年にハリウッドで実写映画化されることが発表されていたが、本作でリン監督がメガホンを取ることが発表された。

 『ワンパンマン』は、敵をパンチ1発で倒してしまう最強ヒーローのサイタマが主人公で、ギャグ系アクション。カーアクションの映像を得意とするリン監督が、本作のアクションをどう実写化するのかに期待がかかる。

 さらに監督は、日本を舞台にした『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』を制作し、撮影許可が下りないことで有名な東京でどうしても撮影がしたかったがために、逮捕されることを想定したうえでゲリラロケを敢行したという逸話の持ち主。この時は、責任者であるリン監督ではない別のスタッフが監督を名乗り、警察で夜を明かしたそう。そんな彼であれば、『ワンパンマン』の撮影を日本で行なう可能性も浮上するが、どうなるだろうか。

画像: 『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』には日本から北川景子や元レーシングドライバーの土屋圭市も出演した。

『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』には日本から北川景子や元レーシングドライバーの土屋圭市も出演した。

 ハリウッド映画版『ワンパンマン』の脚本は、『ジュマンジ/ネクスト・レベル』や『ヴェノム』のジェフ・ピンクナーとスコット・ローゼンバーグが担当する。

 多くのファンが気になるキャストは、まだ決定していない。続報が待たれる!

(フロントロウ編集部)

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