セレーナ・ゴメスが「ツラい別れ」を通して学んだこと
元ディズニー・チャンネル・スターで、現在はシンガーや俳優として活躍するセレーナ・ゴメスが、シンガーのジャスティン・ビーバーやシンガーのザ・ウィークエンドとの破局がいかにして今の彼女を形成したかポッドキャスト『Awards Chatter(原題)』で振り返った。
ご存じの方も多いと思うが、セレーナはジャスティンと2010年から2018年までの約8年間にわたってくっついたり離れたりを繰り返していたほか、ザ・ウィークエンドと2017年1月から10月にかけて交際していた。そして、2枚のアルバム『Revival(リバイバル)』(2015年)から『Rare(レア)』(2020年)が発売されるまでの約5年間のあいだに、セレーナはツラい別れを経験した。その5年間を振り返ってセレーナはこう語っている。
「そういうことを経て歩むことが必要だったんです。多くのことを考えなければなりませんでした。まだ自分の人生を理解しきれていませんが、そのあいだに自分自身について多くのことを学んだのはたしかです。その頃、私は本当にツラい別れを経験しました。自分のキャリアについて、どこに行けばいいのか?何が起こるのか?という疑問が残りました。ただ、色々なことを感じていました。そして、医学的な問題も発生しました。私は全身性エリテマトーデスを抱え、腎臓の病気にも悩まされていました。実際、本当に大変でした。でも、正直に言うと、裏を返せば、私にとってはとても良いことだったんです。そのおかげで、ナンセンスなことや無礼なことは一切許さないという性格になれました」
さらに、ジャスティンとの別れについて歌った楽曲であることを公言する「Lose You To Love Me(ルーズ・ユー・トゥ・ラヴ・ミー)」について、「1時間足らずで書き上げたんです。別れを告げる曲だから、何かしらの印象を残すことは予想していました。(反響が多くて)本当に嬉しかったのですが、ナーバスにもなりました」と続けた。
ちなみに、恋愛にオープンだが「最優先事項ではない」と話すセレーナは、ドラマ『マーダーズ・イン・ビルディング』でスティーヴ・マーティンとマーティン・ショートと共演してから、男性への期待値が高くなったそうで、「2人の紳士的な大人の男性の近くで私は多くのことを学びました。2人ともとても優しくて親切で陽気で、たまに不謹慎で、それが最高なんです。正直なところ、私が男性あるいは人間に期待するのは、あの2人のようにまともな人間であることです」と理想の男性像、いや人間像を明かしている。(フロントロウ編集部)