キャサリン妃がダイアナ妃のアイコニックなルックを再現する
英王室のウィリアム王子と妻のキャサリン妃が、現地時間6月17日、王室が開催する競馬「ロイヤルアスコット 2022」にそろって出席した。今年、在位70年を(プラチナ・ジュビリー)を迎えたエリザベス女王は、体調に配慮してロイヤルアスコットへの出席を見送った。女王がロイヤルアスコットの全日程を欠席するのは即位後初めてのことで、今年は自宅でテレビ観戦したと伝えられている。
ロイヤルアスコットには厳格なドレスコードがあることから、ウィリアム王子はモーニングにシルクハット、キャサリン妃はAlessandra Rich(アレッサンドラ・リッチ)の水玉模様のドレスに花飾りがついたハットという装いだった。ここ数ヵ月、水玉模様はキャサリン妃の定番スタイルになっていて、今年3月に行われた故フィリップ王配の追悼式や、今月初めのプラチナ・ジュビリーの式典でも水玉模様が選ばれた。
じつは、この日のキャサリン妃のファッションは、義理の母である故ダイアナ元妃をオマージュしたものだと言われている。たしかに、約36年前の1986年にダービーステークス(またはエプソムダービー)という別の競馬イベントに出席したダイアナ元妃の姿と比べてみるとそっくり。
また、イヤリングの種類こそ違ったが、米Peopleによると、キャサリン妃がつけていた真珠のイヤリングはかつてダイアナ元妃が所有していたものだそうで、小物にもキャサリン妃のダイアナ元妃への思いが感じられた。
ちなみに、ダイアナ元妃のジュエリー・コレクションは息子のウィリアム王子とヘンリー王子が受け継いでおり、今は彼らの妻であるキャサリン妃やメーガン妃がたびたび身に付けている。そのなかでも最も有名なのは、ウィリアム王子がキャサリン妃にプロポーズをする際に渡したサファイアとダイヤモンドの婚約指輪で、キャサリン妃はどこへ行くにもほぼ必ずこの指輪をしている。(フロントロウ編集部)