トランスジェンダーと告白したエリオット・ペイジ
ドラマ『アンブレラ・アカデミー』でNo.7を演じ、映画『JUNO/ジュノ』や『インセプション』への出演でも知られるエリオット・ペイジは、2020年に自身のジェンダーについて、生まれた時に割り当てられた“女性”ではなく、“男性”だと自認していると告白。
そんなエリオットが出演する『アンブレラ・アカデミー』が、6月22日からNetflixで配信がスタート。現在プロモーションに勤しんでいるエリオットは、セス・マイヤーズが司会を務めるトーク番組『Late Night』に出演。
番組では、『アンブレラ・アカデミー』のスタッフたちにカミングアウトした時のことを振り返った。
『アンブレラ・アカデミー』のスタッフがサポート
当初エリオットは『アンブレラ・アカデミー』で女性という役を演じていたが、トランスジェンダーだということを告白したエリオットに合わせ、シーズン3から劇中のキャラクターをヴィクターという名前に変更し、キャラクターの設定もトランスジェンダーと男性いうことに。
『アンブレラ・アカデミー』のスタッフから数々のサポートを受けたエリオットは、初めてクリエイターのスティーブ・ブラックマンにトランスジェンダーだと告白した時のことを「最初にその話をしたとき、彼はそれを番組に取り入れることにとても興奮しているようでした」と振り返った。さらに彼らはトランス作家でジャーナリストのトーマス・ペイジ・マクビーも起用したようで、「彼がドラマに参加してくれて手伝ってくれたことを私は誇りに感じています。みんながドラマを見るのを楽しみにしています」と話した。
また、『Late Night』ではこの他にもトランスジェンダーだとカミングアウトしたことで「いろいろな面でより良くなったと思います」と明かした。(フロントロウ編集部)