エズラ・ミラーに新たな問題が浮上
未成年へのグルーミングやハラスメント行為を告発された俳優のエズラ・ミラーに新たな問題が浮上している。米Rolling Stoneは、エズラが、銃やドラッグが横行する安全面に問題のある環境に女性とその子どもたちを住まわせていると伝えている。
エズラがバーモント州に所有する農場に住んでいるのは25歳の女性と1〜5歳の子ども3人で、同メディアが確認した映像には、少なくとも8丁のライフルと拳銃がリビングルームに転がっており、いくつかの銃器がぬいぐるみの山の横に立てかけられているのが映っていた。また、そこに暮らす生後12ヵ月の赤ちゃんが弾丸を見つけ、口に入れるという騒ぎもあったという。
エズラはこの農場で大麻関連の会社を経営しており、敷地内では大麻が栽培されている。Rolling Stoneに証言をした関係者は、“子どもたちの前で大麻を頻繁に大量に使用し、適切な換気にもほとんど気を配っていない”と主張している。
そもそもなぜ女性と子どもたちはこの農場に住むことになったのか? ハワイ州の裁判記録によれば、2021年、女性は夫で子どもたちの父親でもある男性に対して家庭内暴力(DV)の訴えを起こしている。両者とも裁判所に出廷しなかったため、この件は途中で打ち切られたが、男性は4月に女性が子どもたちを州外に連れ出したことに関連し、別の家庭内暴力事件を起こしており、こちらについてはまだ係争中だという。エズラは今年の春頃にハワイに滞在していたので、恐らくそこで女性と出会ったと思われる。
Rolling Stoneの取材に対し、父親は子どもたちの身の安全を心配する言葉を口にしていたが、少なくとも女性はエズラに感謝しているようで、「エズラは護身用に銃器を持っているかもしれませんが、それは子どもたちが決して入らないような場所に保管されています。エズラが安全な環境を提供してくれているおかげで、子どもたちはよりリラックスして癒しを得ることに専念することができています」と語っている。
ちなみに、今回の報道について米Peopleがエズラにコメントを求めたが、期日までに回答はなかったという。
フロントロウでお伝えしたが、エズラは、当時12歳だった活動家のトカタ・アイアンアイズ(現在18歳)を“洗脳”し、アルコールや薬物を与えて非行に導いたとしてトカタの両親から訴えられているほか、別の未成年とその母親もエズラからハラスメント行為を受けたと告発している。(フロントロウ編集部)