一般のお客と同様にレストランで席を待つことになったケイティ・ペリー
もし自分の働いているお店にあのケイティ・ペリーが来店したら、できる限り平静を装おうと心がけながらも、興奮を抑えきれずにいつも以上に気を遣ってサービスしてしまうという人は多いかもしれない。けれど、オーストラリアのポートダグラスにあるカフェ「チューチューズ」で店員として働くインディアナ・ポールという女性は、先日ケイティが自身が働くお店を訪れた際、ケイティに真反対の対応を取ったよう。
ケイティは現在、オーストラリアで新作映画『Wizards!(原題)』の撮影に臨んでいる婚約者であるオーランド・ブルームと共に、2人の第1子であるデイジー・ダヴも連れて家族でオーストラリアに滞在しており、現地時間6月18日のオフの時間に、ケイティは食事をとるためにデイジー・ダヴを連れてインディアナの働く「チューチューズ」を訪れたよう。
しかしながら、ケイティ親子がお店を訪れた時はちょうど繁盛していた時で、店内はすべて満席だったそう。ケイティがハットやサングラス姿だったことで、お店に来た客があのケイティ・ペリーだとは気がつかなかったインディアナは、満席であることをケイティに伝えて、待ってもらうように伝えたという。
インディアナが他の一般の客と同じようにケイティに対応したことで、待ってもらうよう伝えられたケイティも至って“普通”の反応をしたそうで、「私が彼女に気がついていなかったので、ケイティもとてもリラックスして、落ち着いていたんじゃないかな思います」とインディアナは豪テレビ番組で振り返った。
ケイティ・ペリーの神対応が話題に
一方で、ケイティはできるだけ早く席に着きたい様子だったとして、最終的には普段は使用していないテーブルにケイティたちを案内したとインディアナ。「後から考えると、多くの人たちが一緒に写真を撮るためにケイティを追いかけていたので、ケイティは早く席に着きたかったんじゃないかなと思います」と彼女は当時を振り返っている。
インディアナが自分のサービスしている人物がケイティ・ペリーだと気がついたのは、カフェのマネージャーから伝えられたのがきっかけだったといい、ケイティだと気がつかずに対応していたことを知った彼女は「顔を真っ赤にして、恐ろしくて腰が抜けて」しまったという。「その必要はなかったかもしれませんが、なんて馬鹿だったんだろうと思い、ケイティのテーブルへ行って謝罪しました」と続けて、ケイティのもとへ行って気がつかなかったことを謝罪したという。
しかしながら、そこはさすがケイティ。気がつかれなかったことを気に留めていなかったばかりか、なんと退店する時には“多額のチップ”を置いていってくれたといい、「通常の2オーストラリアドルよりも遥かに多くのチップ」をケイティが置いていってくれたことをインディアナは明かした。
「ケイティは私に名前も尋ねてくれて、一緒に会話もしれくれましたし、カフェから退店するときにはハグもしれくれました。ケイティは全員に親切でしたよ」とインディアナは続けて語って、ケイティはは素敵な人だったと振り返った。(フロントロウ編集部)