LGBTQ+当事者の職場や仕事に関する悩みや課題、嬉しかったことなどの「声」をもとに制作された雑誌「“生きる、働く”を知るライフマガジン『BE』」が発刊された。(フロントロウ編集部)

Indeedが完全無料で配布、当事者の声が充実

 LGBTQ+当事者や企業など働くすべての人を対象に制作されたライフマガジン『BE』が制作され、無料配布が始まった。

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 まず本誌の素晴らしいところは、当事者の「声」や企業での「実例」というしっかりとしたデータをもとにしているところ。雑誌には職や職探しに関する当事者の困りごとや意見が紹介されており、それをもと、さまざまな分野で働く当事者や、企業の取り組みの実例を紹介しながら、どのような課題があり、どのようにすればそれを解決できるかといったアイディアを提案している。『BE』を制作・発行している日本法人Indeed Japan株式会社は、「本誌を手に取って読んでいただくことで、LGBTQ+の方々が直面している職場でのバリアに多くの人が気づくきっかけとなり、バリアの削減・解消が進むことを願っています」と語った。

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 また、『BE』は当事者やアライを見える化しているという点でも評価できる。H&Mやスターバックスなど大手企業の当事者や採用担当者の声が聞けるのもそうだが、男性社会であるタクシードライバー界で働くトランスジェンダー女性や、LGBTQ+当事者、高齢者、外国籍の社員が肩を並べて働く山梨県の企業など、普段は見えないだけで日本国内に実際に存在する当事者やアライの姿を見ることができる。見える化はマイノリティが社会の中で存在を認められ活躍するために重要なことだけに、このようなレプリゼンテーション(表象)が持つインパクトは大きい。

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 全44ページからなる『BE』では、ジュノンボーイとして注目を集めてモデルやタレントとして活躍する井手上漠さんが表紙・巻頭インタビューで登場するほか、建築デザイナーやモデルとして活躍するサリー楓さんと一般社団法人fair代表理事の松岡宗嗣さんの対談、モデルの長谷川ミラさんが現役大学生と理想の働き方や企業像を語る企画、編集スタッフとして制作に参加した元バレーボール選手の滝沢ななえさんらのインタビューも掲載されている。

 『BE』は東京の一部店舗で無料配布(なくなり次第終了)されているほか、E-book版ならば特設サイトより誰でも無料で入手することができる。

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 Indeed Japanは『BE』の発刊について、「Indeedは、「We help people get jobs.」をミッションとし、LGBTQ+の方々を含むすべての人々が自分らしく働け、幸せにつながるような仕事が見つかる社会を実現していきたいと考え、さまざまな取り組みを行なっています。本誌が、あらゆる人々が公平に、自分に合った仕事が見つけられ、幸せに働ける社会を実現していくための一助となることを願っています」とコメントしている。

<雑誌詳細>
“生きる、働く”を知るライフマガジン『BE』
発刊日 :2022年6月28日(火)
価 格 :無料
発 行 :Indeed Japan
ページ :44ページ

配布場所:

  1. TSUTAYABOOKSTORE 渋谷スクランブルスクエア(東京都渋谷区渋谷2-24-1211F)
  2. MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店(東京都渋谷区道玄坂2-24-1 東急百貨店本店7階)
  3. 本屋B&B(東京都世田谷区代田2丁目36-15 BONUS TRACK 2F)
    ※なくなり次第、配布終了。
    特設サイトURL:jp.indeed.com/cm/be-magazine
    ※特設サイトよりE-book版を読むことができる。

(フロントロウ編集部)

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