キャラクターたちの死亡シーンが衝撃だった『ストレンジャー・シングス』シーズン4では、他にも命を落とす予定だった人物がいるという。それは一体誰?(フロントロウ編集部)

『ストレンジャー・シングス』シーズン4で死ぬ予定だったキャラ

 コロナ禍を経て、3年ぶりに新シーズンが公開されたNetflixドラマ『ストレンジャー・シングス』。4シーズン目となったが、これまでと同じくらいかそれ以上の高評価となっており、最終章であるシーズン5への期待が高まっている。

 そんなシーズン4では、ジェイミー・キャンベル・バウアー演じる最恐の敵ヴェクナが登場したため、衝撃的な死亡シーンも多々。ホラー映画のような映像に驚いたファンもいたはず。

 しかし、当初はさらに別の人気キャラクターも死亡する予定だったそう。シリーズのクリエイターであるダファー兄弟が、米Colliderに明かした。

 「誰が生き残り、死ぬのかという点では、エンゾが死ぬというバージョンがあったと思います。しかし最終的に彼は生き残った。オリジナルのアイディアと、最終的に僕たちがたどりついたものの間で最も過激な離脱点はそれですね」

 なんと、ホッパーの仲間となり、ファンからの人気も高かった看守のエンゾが生き残らないはずだった。ソ連にいたキャラクターたちはヴェクナのターゲットではなかったため、死ぬとしたら、デモゴルゴンに喰われるといったような展開だっただろうか。そのシーンが実際にあったとしたら、シーズン2のボブの死を思い出さずにはいられないだろう。

 脚本に変更があってもドラマの流れが変にならずに終わったことは、『ストレンジャー・シングス』制作チームの構成力がさすがだと言える点。ダファー兄弟は制作について、まずは結末を決め、それに向けて制作を進めることが重要だと話す。

 「僕たちがシーズンを区切る時に、最初に話すうちのひとつは、この物語がどこで終わってほしいかということです。エンディングはいつでもゴールポストのようなものです。第1話をやっている時にも、自分たちがどこへ向かっているかは完璧に分かっています。これまでのシーズンで最後のフィナーレから脱線したことはないと思いますね。いつでもそれに固執してきたので。シーズン4でも同じだと思います」

 物語を改善していくなかでは、結末も柔軟に変えることが必要なこともあるかもしれないが、ダファー兄弟にとっては、先にエンディングを決めておき、そこへ向かって物語を展開していくという手段が物語にまとまりを持たせるうえで重要なよう。

(フロントロウ編集部)

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