体調を崩したトム・フェルトンに母が“粋な差し入れ”
映画『ハリー・ポッター』シリーズ(以下『ハリポタ』)で、主人公のハリー・ポッターのライバル的な存在であるドラコ・マルフォイを演じた俳優のトム・フェルトンが、体調を崩して自宅で療養していた際に見舞いに来た母から渡された「ハリポタグッズ」がなかなか粋だと話題に。
数週間前、トムが「ありがとう、お母さん」というメッセージを添えてインスタグラムのストーリーにアップした写真には、風邪薬やのどの痛みに効くスプレーといった薬類のほかに、『ハリポタ』ファンにおなじみの蛙チョコレートが写っていた。
蛙チョコレートは、その名のとおり蛙のかたちをしたチョコレートで、『ハリー・ポッター』の世界では生きているように動く。また、有名な魔法使いのカードがおまけとして入っていて、劇中でハリーもこの蛙チョコレートを買っていた。ちなみに、この蛙チョコレートは、ユニバーサル・スタジオのウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッターにある公式ショップなどで手に入れることができる。
覚えている方もいると思うが、不死鳥の騎士団の一員で、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』でホグワーツに「闇の魔術に対する防衛術」の教師として赴任してきたルーピン先生は、ハリーがディメンター(吸魂鬼)に襲われて意識を失ったあと、“元気になるから”とハリーにチョコレートを渡していた。
恐らく、トムの母はそこまで考えて蛙チョコレートをチョイスしたわけではないと思うが、息子にとって思い出の作品である『ハリポタ』のお菓子を差し入れするとはなんともおちゃめ。(フロントロウ編集部)