『TWD』リックとミショーンのスピンオフドラマ決定
2010年から続くドラマ『ウォーキング・デッド』のファンを喜ばせるニュースが、サンディエゴコミコンで発表。
なんと、アンドリュー・リンカーン演じるリックと、ダナイ・グリラが演じるミショーンのドラマが放送決定！
2023年に放送予定で、全6話になるという。
ミショーンを演じることはないと言っていたダナイ・グリラ
2022年サンディエゴコミコンで。左からダナイ・グリラ、ジュディス役のケイリー・フレミング、アンドリュー・リンカーン。
リックはシーズン9で、ミショーンはシーズン10で『ウォーキング・デッド』を卒業していたが、2人のキャラクターは存命のまま姿を消す形だった。リックに関しては、アンドリューの卒業と同時に主演映画の制作も発表されていたため、ユニバースから卒業するわけではないと分かっていた。
しかしダナイは、ミショーンが登場する最後のエピソードの放送後に米EWのインタビューで、シリーズにこの先なんらかの機会で戻ってくることはないと予想しているとコメントしていた。
そのため、ミショーンのその後が描かれる可能性については予想が割れていたが、ショーランナーであるスコット・M・ギンプルが2020年に米Colliderのインタビューで、「もちろん。あぁ、君達はミショーンを見ることになる。ミショーンの物語を再び伝えるよ。ドラマでの彼女の最後は、様々な意味で、物語の始まりだっただろう」と発言！
ミショーンの恋人であり、彼女が探す旅に出ていた目的の人物であるリックのカムバックは決定していたため、彼女も映画版に登場するだろうと予想していたファンは多かった。
しかし、ドラマにカムバックすることになったよう。2022年2月には、ダリル役のノーマン・リーダスとアンドリューが一緒に寿司屋を訪れた様子が目撃されていたが、それぞれのドラマの撮影だったのだろうか。
『TWD』映画化はナシに、スピンオフ多数
今回の発表によると、ドラマと映画の両方が制作されるわけではなく、映画の計画がドラマ化に変更になったという。
ショーランナーのスコットはプレスに対して、「6話で、壮大な愛の物語ですよ」とコメントした。また、AMCスタジオのダン・マクダーモット社長は、「これは、シーズン9の始めでリックがヘリコプターに乗って消えて以来、そして次のエピソードでミショーンが彼を見つけるために旅に出て以来、『ウォーキング・デッド』のファンの方々が待ちわびていた瞬間です」と話し、リックのミショーンのドラマへの期待と喜び、そして自信を表した。
『ウォーキング・デッド』ユニバースはこの他にも、ローレン・コーハン演じるマギーと、ジェフリー・ディーン・モーガン演じるニーガンのスピンオフドラマ『Isle of the Dead』が2023年に放送予定。メリッサ・マクブライド演じるキャロルとダリルのスピンオフドラマも計画されていたが、メリッサが撮影に参加できなくなり、ダリル単独でのドラマとなって制作が進められている。
『ウォーキング・デッド』オリジナルシリーズは、今年2022年秋に完結する。
（フロントロウ編集部）
