ファンデが明るすぎ!上手に使いこなすテクニック
夏に増える紫外線。きちんと日焼け対策を行なっていても、思わぬところでうっかり焼けてしまった経験、誰しも一度はあるのでは?
とくに首やデコルテは、日焼け止めの塗り忘れが最も多いパーツとされており、うっかり日焼けをしてしまうと、いつも使っているファンデーションの色味が合わなくなり、「顔だけ白浮きしている…」という状態になってしまうことも。
とはいえ、お気に入りのファンデーションを使い続けたいという人も中に入るはず。そこで今回は、明るすぎるファンデーションの色味を上手に調整するテクニックを海外のメイクアップアーティストたちが紹介した。
テク1.ブロンザーを使う
明るすぎるファンデーションの色味を調整したいときに最も簡単な方法は、「ブロンザー」を使うこと。
ブロンザーとは、肌を自然な小麦色に見せてくれるパウダーやクリームのことで、ファンデーションをトーンダウンさせるほか、顔を引き締めて見せる効果も期待できるそう。
メイクアップアーティストのジェナ・メナールは、「ファンデーションを塗った後に、自然に日焼けしたように見えるところに(ブロンザーを)戦略的に塗ってみてください」と米Byrdieでコメント。
ブロンザーの入れ方について、ジェナは「はじめに頬骨のすぐ下からスタートして、こめかみに向かって、額の生え際の近くまでブロンザーを入れます。次に、頬の高い位置にも入れて、最後にフェイスラインに沿って入れてください」とアドバイスした。
ほかにも、ジェナは「顔全体ではなく、正しい場所に正しくブロンザーを入れることが、リアルな肌に見せるコツです。なので、ファンデーションにブロンザーを混ぜて顔全体に塗ることはあまりオススメしません」とも付け加えた。
テク2.暗めのファンデーションと混ぜる
もうひとつの方法は、いつも使っているファンデーションより「1~2トーン暗め」のファンデーションと混ぜて使うこと。
ジェナは「よくクライアントにアドバイスしているのですが、(自分の肌に)マッチするファンデーションはそのままにしておいて、1~2トーン暗いものを用意して、あとは混ぜるだけです。こうすることで、ある程度同じ色味のままトーンだけ暗くすることができます」と説明。
また、ウェディングを専門とするメイクアップアーティストのルーカス・ディーンも、お気に入りのファンデーションが見つかったら、自分の肌色に一番近い色のほかにも、2段階暗めのシェードを一緒に買うことをオススメ。
ルーカスは「この2つを混ぜることで、さまざまなバリエーションの肌色に対応するので、1年中どんな肌色にも合わせることができます」と明かした。
ファンデーションの色味を調整するプロのテクニック。いつも使っているファンデーションが白浮きして見えるという人はぜひ試してみては。(フロントロウ編集部)