ジョニー・デップがクリスティーナ・リッチに同性愛について教えていた
映画『アダムス・ファミリー』シリーズのウェンズデー役などで知られ、子役時代からハリウッドで活躍していた俳優のクリスティーナ・リッチ(42)。彼女は当時9歳だった頃に出演した『恋する人魚たち』で映画デビューを果たしたのだが、同作のセットでジョニー・デップから「同性愛の定義」を教えてもらったという。
米ラジオ局SiriusXMの番組『Andy Cohen Live(原題)』に出演したクリスティーナは、「実はジョニー・デップが、当時9歳だった私に同性愛とは何かを教えてくれたんです」と明らかにした。
クリスティーナによれば、アメリカでは1990年に公開された『恋する人魚たち』の撮影中にセットで同性愛嫌悪からくる嫌がらせのようなことが起きていたことがあったといい、「セットで、誰かが他の人に失礼な態度を取っていたことがあったんです。周囲の人たちは『ああ、あの男は同性愛嫌悪なのかもしれないね』っていう感じだったのですが、私としては、『それってどういうことだろう』という感じで」と番組で振り返っている。
当時、クリスティーナが同作で共演していたのが、ジョニーと交際していた俳優のウィノナ・ライダーで、同性愛嫌悪からきたと見られる行動が起きた時、クリスティーナはウィノナのトレーラーにいたという。その時に何が起きているのかウィノナに尋ねたところ、「彼女は『どう説明したらいいだろう』という様子」だったそう。
そこで、ウィノナが助けを求めたのが当時交際していたジョニーだったといい、「彼女はジョニーに電話をして、私と電話を代わってくれたんです」とクリスティーナ。「ジョニーが私に(同性愛について)説明してくれました」と続けた。
ジョニーは「最もシンプルな言葉」で同性愛について教えてくれたといい、「『男性が男性とセックスしたいと思うことや、女性が女性とセックスしたいと思うことだよ』と彼は教えてくれました。私としては『そうなんですね、分かりました』という感じでした」と振り返った。(フロントロウ編集部)