※この記事には、ドラマ『ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド』シーズン2第10話のネタバレが含まれます。
ダリルがフランスへ行く
オリジナルシリーズは最終章となるシーズン11が放送中のドラマ『ウォーキング・デッド』。今後は、すでにロングランとなっているスピンオフドラマ『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』に加え、リックとミショーンがカムバックするドラマ、ダリルが主人公のドラマ、マギーとニーガンが主人公のドラマ『Isle of the Dead(原題)』、これまでに登場したキャラクターの過去を描くアンソロジードラマ『Tales of the Walking Dead(原題)』の4本が放送される予定で、ユニバースがどんどん拡大している。
ノーマン・リーダス演じるダリルのスピンオフは、当初はメリッサ・マクブライド演じるキャロルもともに主人公を務める予定だったが、撮影地がヨーロッパとなったことでメリッサが参加できなくなり、ダリルの単独作品へと変更された。そしてその時から、ファンの間ではヨーロッパの中でもフランスが舞台になるのではないかと予想されていた。
というのも、すでに完結したスピンオフドラマ『ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド』の最終回では、シーズン1に登場したアメリカの疾病対策センターに勤務していたジェンナー博士による10年ほど前の映像が流され、ついにウォーカー発生の起源が人間によって生み出されたウイルスである可能性が示唆された。そして博士がメッセージを送った相手がいたのが、フランス。
そこで、このフランスでの出来事は、ダリルのスピンオフに繋がってくると予想したファンは多かった。そしてその予想は当たりだったよう。プロデューサーであるスコット・M・ギンプルは、『トーキング・デッド』のThe Walking Dead Universe Preview 2022の中で、「ダリルのスピンオフはフランスで起こります」と話し、『ワールド・ビヨンド』の最終回は「ダリルがこれから直面する物事のちょっとしたヒント」だったと認めた! そして彼は、スピンオフドラマではダリルの新しい旅が描かれると語った。
「彼はよそ者です。ダリルが誰か新しい人々に会ったら、よそ者です。フランスもアポカリプスを経験することになり、それは(アメリカとは)まったく異なるものです。自分自身をふたたび変えなくてはならず、自分自身をふたたびは発見しなければならない。そして多分、自分が安心できない人と交わることにも慣れなくてはいけない」
フランスが舞台となると、フランス語のシーンも多くなりそうだが、どうなるのだろうか。また、ダリルがどうやってフランスへ向かったのかも気になるところ。まずは『ウォーキング・デッド』の最終回までを見守るしかない。
(フロントロウ編集部)