※この記事には、『ストレンジャー・シングス』シーズン4のネタバレが含まれます。
メーガン・ジー・スタリオンは“スティーブ派”
Netflixで独占配信中のドラマ『ストレンジャー・シングス』でナンシーを演じるナタリア・ダイアーが、米トーク番組『The Tonight Show』に出演。シーズン4で大きな話題となったスティーブとジョナサンとの三角関係について、司会者のジミー・ファロンと、ゲスト司会者でラッパーのメーガン・ジー・スタリオンと熱い会話を繰り広げた。
英語圏のファンの間では、スティーブ派を指す“チーム・スタンシー”と、ジョナサン派を指す“チーム・ジャンシーが出来上がっているのだが、メーガンはチーム・スタンシーだそう。そのため、ナタリアを前にスティーブへの愛が爆発。ナンシーはスティーブを好きだったのに、いきなり振ったと話し、「可哀想なスティーブ。しかもあなたたちは、子ども達を彼に預けてベビーシッターをさせてる。彼はあなたたちみんなの命を救ってる。それが彼がしてること。みんなを倒してるのに、あなたったら”う~ん。私はジョンサンのほうに行くね。ごめん“って感じ」とコメント。
するとナタリアはナンシーについて、「本当に悪いなって思うんだけど、ジョナサンとナンシーの関係が起こった頃を考えた時に、彼女はいつでも倫理的に正しい判断をしない。でもそれが人間ってものでしょう?」と分析した。
ナンシーのこれから、そこには選択肢が3つ?
とはいえ、ナンシーとスティーブの性格がシーズン1の頃には良くなかったのは事実で、その展開に反対するファンはそこまで多くないはず。しかしどうしたって気になるのは、シーズン4での三角関係! スティーブはまだナンシーのことが好きで、ナンシーもジョナサンとの遠距離恋愛に苦労しており、少し心が揺らいでいるように見える様子もあった。
メーガンが「あなたはスティーブのことがまだ好きなような感じがする」と話したところ、ナタリアはこんな感想を口にした。
「私には選択肢があるよね、多分?」
スティーブにするか、ジョナサンにするか…。2つの選択肢があると話したところで、会場からは歓声が。ナタリアは慌てて、「ノー。それは…。冗談です」と反応していた。そして彼女はナンシーにとって、第3の選択肢が最も重要だと考えているよう。ジミーが、ナンシーは三角関係については考えていないのではないかと指摘したところ、ナタリアはこんな思いを語った。
「私もそう感じてるんです。みんなスタンシーかジャンシーかってなってるけど、すべてが終わったら彼女は自分の時間が必要だと思う。もしかしたらセラピーも。彼女たちはみんなまだ高校生なんですよ。それってすごくクレイジーですよね」
現実には子どもたちも20歳前後になり、その姉兄世代の俳優は20代後半に。スティーブ役のジョー・キーリーは30歳になった。そのため、演じているナンシーやスティーブたちも大人だと見てしまうが、物語のなかではまだ高校生。そんな若さでヴェクナと戦い、進学も控え、と大変な時期を過ごしているナンシーには、現実的な視点では休憩やセラピーが必要なのも当然。
メーガンは、「ジョナサンはつまらない」と一刀両断しており、その発言には彼女の性格が出ているが、続けて「ナンシーはとても賢い。とても可愛い。そしてやらなきゃいけないことがある。イエス、私たちはナンシーが大好き」だと愛情たっぷりに表現していた。
ちなみに、メーガンがナタリアに、バーバラが恋しいかと聞く場面も。それについてナタリアは、「私がなにか言えることではないよ。でもバーブを忘れることを許されたことはないし、それはナンシーの旅の一部。それが彼女を前に進ませる。あのことについて完璧に対応できたかと言うと、私には分からない。でも、うん。私たちはバーブを忘れてない」と答えた。
(フロントロウ編集部)