初来日を果たしたシンガーソングライター、アレクサンダー23にインタビュー。オフの時間にすっかり日本を満喫した様子のアレクサンダーに、師匠であるジョン・メイヤーとの関係や、今回の日本滞在を記念して入れたタトゥーについて訊いた。(フロントロウ編集部)

ジョン・メイヤーに日本滞在を報告したアレクサンダー23

 7月15日にデビューアルバム『アフターショック』をリリースしたシンガーソングライターのアレクサンダー23が、同作のプロモーションのために初来日した。最も注目を集めている新人アーティストの1人であるアレクサンダーは、共作したオリヴィア・ロドリゴの楽曲「good 4 u」で今年のグラミー賞にもノミネートされるなど、急速に評価を高めており、今年2月には自身のアイドルであるジョン・メイヤーのツアーでサポート・アクトも務めた。

 フロントロウ編集部は初来日したアレクサンダーに『アフターショック』についてインタビューする機会があったので、ジョンとの関係性についても質問してみると、「今では僕にとっての兄のような存在です」と教えてくれた。「なので、何か質問がある時には、いつもテキストでメッセージを送っています。そうすると、それに対するアドバイスや、彼なりの意見を返してくれるんです」。

 そんな師匠のような存在であるジョンには、日本に着いたこともメッセージで報告したという。ご存知の方も多いと思うが、高校生の頃に日本に留学した経験もあるジョンは、日本好きのギタリストとしてもよく知られている。そのため、アレクサンダーが東京へ行くと伝えた時には、「おすすめの過ごし方など教えてくれた」という。「ジョンは東京が大好きなので」とアレクサンダーはフロントロウ編集部に語った。

 今回、アレクサンダーはスケジュールに余裕を持って来日したため、東京を散策する時間も多く取れたそうだが、オフの時間に東京で訪れた楽器店で運命の出会いを果たしたという。「こっちに着いてから楽器ショップへ行ったのですが、ジョンの顔写真が一緒に飾られているギターがあったんですよ」とアレクサンダー。

 「写真に撮ってジョンに送ってあげたら、すごく喜んでいましたよ。『東京で楽しんでね!』とも言ってくれました。『僕が大好きな素晴らしい場所だから』って」と続けて、日本での出来事をジョンに報告していたことを教えてくれた。

日本で入れた記念タトゥーとは

 数日のオフの間に観光も楽しめたことで、アレクサンダーも師匠であるジョンと同様、すっかり日本に魅了されたよう。「既に離れたくなくなっていますよ(笑)。もっと滞在できたらいいのですが。数日後には発たなきゃいけないので、悲しいです。日本は最高ですよ! みんな親切だなって思います」と、悲しそうな表情でフロントロウ編集部に語った。

 日本のカルチャーのなかでも、アレクサンダーが特に魅了されたのは「間違いなく食べ物」だという。「ラーメンやお寿司を食べました。それから、ランチに牛カツも食べましたね。最高でした。あとはショッピングも楽しみました。日本のファッションは大好きなんです。なのでショッピングに出かけたのは楽しかったですし、日本の人たちは本当に親切で、温かいですね。僕が何かを必要とした時には、いつだって思いやりや親切心をもって接してくれました。日本で気に入ったのはそういうところですね」。

 今回の来日がよほど印象に残ったのか、なんとアレクサンダーは日本を訪れた記念にタトゥーを入れることも決断。「友人がアズサという素晴らしいタトゥーアーティストを紹介してくれて、彼女が持っていたこのデザインを見て、『いいな』って思ったんです。それで、今回の日本旅行の記念に入れました」と語って、虎のタトゥーを入れたことを明かしてくれた。

アレクサンダーが入れた虎のタトゥー。

 フロントロウ編集部との取材を終えた翌日には新幹線で東京を離れ、大阪や名古屋も訪れる予定だとも教えてくれたアレクサンダー。彼は日本の様々な場所を訪れたいと思っているそうで、インタビュー終了後には、「ところで、東京出身ですか?」とこちらに質問する場面も。エディターは群馬県出身なので「温泉などがおすすめなのでぜひ行ってみてください」と伝えると、「へえ! それは行ってみたいです! ぜひ行ってみますね!」と言ってくれたので、初来日公演も兼ねて近いうちにまた日本へ戻ってきてくれることを願うばかり。

<リリース情報>

アレクサンダー23『アフターショック

画像: umj.lnk.to
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歌詞対訳解説付き / UICS-1389 / 2,750円(税込)
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(フロントロウ編集部)

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