キーラ・ナイトレイ、ナタリー・ポートマンと間違われる
ハリウッドでは、顔や雰囲気、世代、これまでの出演作や立ち位置といった要素から、“似ている”として有名な俳優は少なくない。スタンリー・トゥッチとマーク・ストロング、ジェシー・アイゼンバーグとマイケル・セラ、ジェニファー・コネリーとデミ・ムーア、ジェシカ・チャステインとブライス・ダラス・ハワードなどはパッと思い浮かぶペアだが、やはり、キーラ・ナイトレイとナタリー・ポートマンはとくに有名だろう。
1999年の『スター・ウォーズ/ファントム・メナス』で実際に共演しており、しかもその役どころは、ナタリーがアミダラ女王(パドメ)で、キーラが女王の侍女で身代わりになることもあるサーベだった。10代の頃から似ていて、2人とも40歳前後になった現在でもなぜか似ている雰囲気があるというのは、よく考えるとすごい話。
そのため、プライベートでも間違われることは多いよう。キーラは2014年に、イギリスのトーク番組『The Graham Norton Show』で、プライベートな時間でナタリーと間違われることがあると明かした。そしてその時に彼女が取る対応は…、ナタリーのフリをしてサインと写真撮影をする!
「(間違われる相手として)ナタリー・ポートマンは多いですね。空港で追いかけられます。彼女も何度も追いかけられているということなので、彼女が可哀想です。“ナタリー!ナタリー!ナタリー!”という感じだったことが5回はありますから。ナタリーとしてサインをして、写真撮影しますよ」
キーラ本人もナタリーと同じくらい有名俳優なので、自分が誰なのかを明かしても相手は喜ぶと思うが、そのまま対応することを選ぶというキーラ。また、キーラによると、ケイト・ウィンスレットとブリトニー・スピアーズに間違われたこともあるという。
3人に間違われることはその後の続いたようで、彼女は2018年にも、間違われる俳優として3人の名前をあげていた。さすがにブリトニーに間違われたことは驚きだったそうだが、人間違いはアメリカのロサンゼルスに滞在している時に起こることが多いようで、ナタリーとは『ファントム・メナス』で共演していること、ケイトとは2人ともイギリス人であることから、間違われることにも理解を示していた。
キーラがこれだけ間違われているということは、逆にナタリーはキーラと間違われた経験があるのだろうか。ぜひナタリーの経験談も聞いてみたいもの。ちなみに2人はそれぞれフェミニストとして活動してきており、2人とも子育てにおいて、子どもにジェンダーステレオタイプを植えつけない教育方針を取っていることでも有名。
(フロントロウ編集部)