映画『ハリー・ポッター』シリーズの原作者J.K.ローリング氏が、なつかしの面々が集結した特別番組『ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ』に出演しなかった理由を明かした。(フロントロウ編集部)

『ハリポタ』再会番組にJ.K.ローリングが出演しなかったワケ

 映画『ハリー・ポッター』シリーズの原作者J.K.ローリング氏が、特別番組『ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ』(U-NEXTで配信中)に出演しなかった理由をポッドキャスト『The Graham Norton Radio Show Podcast with Waitrose(原題)』で語った。

 記念すべきシリーズ1作目である『ハリー・ポッターと賢者の石』の公開20周年を記念して制作された同番組には、ハリー・ポッター役のダニエル・ラドクリフやハーマイオニー役のエマ・ワトソン、ロン役のルパート・グリントをはじめとするなつかしい面々が集結したが、そこにローリング氏の姿はなかった。

画像: ©︎WARNER BROS. / Album/Newscom

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 ご存じの方も多いと思うが、映画『ハリー・ポッター』シリーズの原作小説の著者で、映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズの脚本も手がける作家のローリング氏は、2020年6月にツイッターに投稿したトランスフォビア(※)的な発言が大炎上。
※トランスジェンダー/トランセクシュアルに対するネガティブな感情・思想・行動

 その後もSNSなどを通じて同様の主張を続け、ダニエルやエマら『ハリー・ポッター』シリーズの出演者からも反対意見があがっていたことから、番組側が同氏に出演をオファーしなかったのではないかとウワサされていたが、ローリング氏いわく、出演しなかったのはあくまでも彼女の意思だったという。

画像: 『ハリポタ』再会番組にJ.K.ローリングが出演しなかったワケ

 「出演をオファーされましたが、私は出たくありませんでした。本よりも映画に関する番組だと思ったんです。実際にそのとおりでした。あれは(本ではなく)映画を記念するものだったんです」

 ローリング氏と映画はまったくの無関係ではないが、本を記念した番組ではなかったことから出演を辞退することにしたのだと説明。「誰からも出るなとは言われていません。出演を打診されたけど、私が自分の意思で出ないと決めたんです」と、出演を拒まれたわけではないことを強調した。(フロントロウ編集部)

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