ライアン・レイノルズは、『グリーン・ランタン』が原因で恐怖を味わっていたよう。(フロントロウ編集部)

アメコミ映画で失敗も経験しているライアン・レイノルズ

 『フリー・ガイ』や『名探偵ピカチュウ』、『あなたは私の婿になる』など、多くの代表作を持つライアン・レイノルズ。そんな彼について、長らく話題なのは『デッドプール3』について。

 マーベルコミックスのキャラクターであるデッドプールを主人公に、2016年に1作目が、2018年に2作目が公開された本シリーズは、20世紀フォックスが製作したため、2019年にフォックスがディズニーに買収されたことで、3作目より待望のMCU入りが実現する。

 ファンを満足させる仕上がりで、1作目も2作目も大ヒットを記録した本シリーズはライアンの代表作の1つ。彼は2009年の『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』で初めてデッドプールを演じたが、単独主演作になることには大きな不安もあったよう。その原因は、2011年に公開された『グリーン・ランタン』にあった。

 こちらはマーベルキャラクターではなく、DCコミックスのキャラクターであるグリーンランタンを主人公とした作品で、ライアンが主演を務めたが、大コケした作品として非常に有名。もちろん作品のファンもいるものの、興行収入はかなり低かった。そのため駄作の代名詞的に扱われることすらある本作によって、アメコミ原作の映画に対するライアンの不安はかなり大きくなってしまったよう。米THRでライアンは当時の思いを明かした。

 「過去にコミック原作作品に出たことはありますが、成功しなかった。なので、“ワォ。もしこれが上手くいかなかったら、みんなをがっかりさせる”と思いました。それが1番の恐怖でした。このキャラクターを愛している人々をがっかりさせるということが」

 しかし、ライアンが挑戦する機会をもらえたのは良いことだったのは、2作品が大成功したことを見れば明らか。不安があっても挑戦することは、時には大事なのだ。

 ちなみに、3作目はディズニー作品となるため、これまではR15指定でやりたい放題だった『デッドプール』の魅力が減ってしまうのではないかという心配がファンの間で漂っていたが、6月に米The Playlistのインタビューで脚本家のレット・リースとポール・ワーニックが、「素晴らしいのは、マーベルが信じられないほどサポートしてくれていることです。デッドプールをデッドプールでいさせてくれます」と発言。制作においてこれまでと異なることはあるとしながらも、3作目もR指定作品になるかと聞かれた時には「もちろん」と答えた。

(フロントロウ編集部)

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