プライベートでも超仲良しなノーマンとアンドリュー
2010年に放送が始まった大ヒットドラマ『ウォーキング・デッド』での共演をきっかけに、ダリル役のノーマン・リーダスと、リック役のアンドリュー・リンカーンはプライベートでも一緒に出かけるほど親しい仲に。距離が近く、一緒に手を繋いでイベントに参加したり、ハグをしたりする様子を見せてきた。
2人は撮影がない日でも一緒に休日を楽しむほどで、撮影地のジョージア州からカリフォルニア州のロサンゼルスに戻っていても、ランチに出かける姿が目撃されたことも。ノーマンが全身を使って何かを伝えているのも、2人が爆笑しているのも、これがドラマ開始から7年目であるのも、2人の仲の良さを感じさせる。
2人の間で恒例の“いたずら合戦”
どちらかと言うとノーマンのほうがお調子者なイメージがついており、実際に他のキャストとのおふざけエピソードが多いのもノーマンだと思われるが、2人の関係だけにフォーカスすると、どっちもどっち。お互いにいたずらを仕掛けあっていて、過去にはノーマンがアンドリューの車に大量のキラキラなコンフェッティをまき散らしたり、アンドリューがノーマンの車をトイレットペーパーでぐるぐる巻きにしたりしていた。
ちなみに、後片付けを手伝うといったこともしないようで、アンドリューは、「みんなが撮影を終えて帰るなかで、ノーマンは1人でトイレットペーパーを片付けていて、まじで面白かった(笑)」という感想を残したことがある。
そして2人のいたずら合戦の始まりとなったのが、ファンの間では有名な「トイレはどこですか事件」。2014年に2人は『ウォーキング・デッド』のプロモーションで一緒に来日したのだが、その際にアンドリューは、過去に日本に住んでいたことがあるノーマンに、「僕を招待してくれてありがとう」という意味の日本語を教えてくれと質問。しかし、もちろんいたずら好きのノーマンはすんなり教えるわけはなく、代わりに教えたのが「トイレはどこですか」だったのだ。
ノーマンは2020年に当時を振り返り、「アンドリューはテレビの生放送に出たんですが、始まる前に『トイレはどこですか?』って。まじでさ、生放送ですよ。最高すぎましたね」とコメント。ここから、ゾンビ役エキストラの協力を得てノーマンを驚かせたり、アンドリューのトレーラーをニワトリでいっぱいにしたりといった引っ掛けあいが始まったのだった。
お互いへの愛情は溢れんばかり
様々なエピソードがある2人だが、その間にはもちろん愛と絆がある。そのため、アンドリューが『ウォーキング・デッド』を卒業することを認めた2018年のコミコンでは、ノーマンが、「みんなで立ち上がって拍手を送ろう」と呼びかけてアンドリューの決断を祝福。
また、アンドリューがいなくなったことについて、「毎日いつもトレーラー(控え室)でランチを食べるんだけど、ある日ランチを手にトレーラーに戻って静かに45分ほど座ってました。この9年で、アンディと一緒じゃなかったランチなんてなかったんですから。いつも2人で僕のトレーラーに戻ってたから、ひっそりと1人で座ってて、“アンディはどこなんだ?”って思って。それが僕にとって1番ツライことです」と、心寂しい思いを明かしていた。
ちなみに、ノーマンとアンドリューの仲の良さは特別とはいえ、『ウォーキング・デッド』のキャストたちは全員仲が良い。
そして先月、リックとミショーンが主人公のスピンオフドラマの制作が発表に! ダリルが主人公の別のスピンオフドラマも制作中なので、ダリルとリックがふたたび画面のなかで一緒に冒険を繰り広げるかどうかは分からないが、アンドリューとノーマンの2ショットが目撃されることは増えそう!
(フロントロウ編集部)