エリザベス女王が守り続けた美のルール
現地時間9月8日、静養先のバルモラル城で息を引き取ったエリザベス女王。イギリス国民のみならず世界中の人たちから愛され親しまれてきたエリザベス女王の訃報に、世界中から追悼の声が相次いでいる。
エリザベス女王は、そのファッションやヘアメイクも長年支持されていて、愛用品が大きな話題を呼ぶことも。そんなエリザベス女王が長年こだわっていた、美容ルールをご紹介。
メイクはミニマルに
エリザベス女王がメイクでこだわっていたのは、つくり込みすぎずにミニマルにまとめること。
鮮やかなリップを主役に、ほのかにチークをのせて、最後はパウダーをオンするだけ。最小限のコスメで血色感をアップして、公務などに向かうことが多かったそう。ちなみにエリザベス女王が使用していたフェイスパウダーは、クラランスの「エヴァーマット コンパクトパウダー」という製品で、日本でも購入することが可能。
ネイルはペールピンクの一択
エリザベス女王が1989年から30年以上使い続けていたというのが、ペールピンクのネイルポリッシュ。
アメリカ発のネイルブランドEssie(エッシー)が販売する、クラシックでシアーなペールピンク「バレエシューズ(162番)」を愛用。エッシーの公式サイトには、エリザベス女王のヘアメイクアーティストから1989年に「バレエシューズ」のリクエストの手紙が届いたと書かれており、それ以来、ずっとこの色しか着けないほどお気に入りだとされていた。
香水はローズ系がお気に入り
香水の香りにもこだわりがあったエリザベス女王。英国王室御用達指定証(ロイヤルワラント)を授与された由緒ある老舗ブランドであるフローリスの「オードトワレ ホワイトローズ」が、エリザベス女王のお気に入りの香水だったそう。
「オードトワレ ホワイトローズ」は、ローズをベースにカーネーション、バイオレット、ムスクがほのかに漂う香り。そのほか、ゲランの「ルール ブルー オーデトワレ」も愛用していたそう。
ちなみにエリザベス女王には睡眠にまつわるこだわりも。毎日午後11時に寝て、午前7時半に起きるのがお決まりだったそうで、就寝前には魚や野菜を含む軽食を取ることが多かったという。(フロントロウ編集部)