コストコ店員が苦労しているポイント
あそこに行けばなんでもある! そう思わせてくれる会員制ウェアハウスクラブのコストコは日本でもファンが多い。そんなコストコには日々多くの人が買い物に来るため、ある特定の行動を取る人々もいるよう。アメリカのInsiderがコストコで働く従業員に話を聞いたところ、この行動やあの行動は止めてほしいそう。
まず1人の店員が話したのは、閉店直前に来ること。誰しも、どうしても必要なものを買うためにお店の閉店直前であっても行く必要がある時はある。しかし、コストコという巨大なフロアを持つお店を回るには時間がかかるうえ、この店員によると、レジへ向かってほしいと言っても拒否する人もいるのだという。
また、この店員が話すに、とくに衣服のエリアの散らかり具合は群を抜いているらしい。「人々は、その後片づけるつもりなく、ものすごく散らかしていきます。大量の靴箱が開けられ、床中に放置されているし、服のきれいなディスプレイも壊されています」とのこと。たしかに、衣服を手に取ってみた後に棚に戻すには、元通りに畳まなければいけないため、上手く畳めないまま戻したことがある人は多いはず。せめて靴は元の箱に戻していきたいもの。
さらに別の店員は、「よくある問題」を指摘。それは、重い商品や大きな電化製品を会員が運ぼうとすること。動かすのが大変な商品は、会員が持とうとすると壊れてしまうことも多いため、店員を呼んでほしいとのこと。大きな家具を取り扱うIKEAでは自分で商品を運ばなければいけないことは有名だが、コストコでは店員を呼んで良いという。
この他にも、トイレを綺麗に使ってほしい、カートを放置しないでほしいといった店員の声もあった。過去には、冷凍食品を別の棚に放置するのを止めてほしい、別の棚で商品が要らなくなったからといって、違う場所に置いていくのを止めてほしいといった声があったが、店舗が広く、取り扱っている商品の種類も多いと、いろいろと大変になる。
ちなみに、レジのベルトコンベアに自分で商品を置いていくべきか、店員に任せるべきか迷うという会員もいるが、これは自分で置くのが正解だと明らかになっている。
(フロントロウ編集部)