キャサリン妃にチャールズ国王が嫉妬心を抱く
イギリス王室のチャールズ国王が、とある理由で長男のウィリアム皇太子の妻キャサリン妃に嫉妬心を抱いていたことがわかった。2018年頃に、当時、皇太子だったチャールズ国王が、国民から高い支持を得るキャサリン妃を“脅威に感じている”という報道があったが、ロイヤルファミリーに詳しい専門家のケイティ・ニコル氏の新著『The New Royals: Queen Elizabeth's Legacy and the Future of the Crown(原題)』にも、それを物語る記述がある。
英The Sunが今年9月に発表した王室メンバーの人気ランキングでは、ウィリアム皇太子が1位で、キャサリン妃は2位だった。一方のチャールズ国王はというと、カミラ王妃との不倫騒動で好感度がガタ落ちしていた時期と比べると人気が回復したものの、息子夫婦に後塵を拝するかたちとなっている。
ニコル氏によると、一時期、チャールズ国王はキャサリン妃の人気っぷりにやきもきしていたそうで、「チャールズ国王は、キャサリン妃の服装が彼の良い働きよりもメディアの注目を集めることに苛立ちを覚えることがあった」と同書には記されている。
実際、キャサリン妃は、かつて義理の母であるダイアナ元妃がそうだったように、表に出る度にそのとき着用していた服やアクセサリーに関する記事がファッション誌に掲載されるなど、ファッションアイコンとして注目されている。エリザベス女王の葬儀と葬儀関連の儀式でも、キャサリン妃の装いが大きな関心を集めた。
また、チャールズ国王は、孫のジョージ王子とシャーロット王女、ルイ王子ともっと頻繁に会いたいと思っているが、ウィリアム皇太子夫妻がなかなか会わせてくれないことに「傷ついている」とも同書には書かれていた。
ちなみに、ニコル氏の新著には、このほかにもエリザベス女王がメーガン妃を“叱責”したときのエピソードなどが含まれている。(フロントロウ編集部)