ちょい足しで、うるおい&ツヤUP!
空気が乾燥する季節は、肌がカサついて、ファンデーションのノリもなんだかイマイチ。とくにパウダータイプは、サラッとして軽いつけ心地だけれど、皮脂や水分を吸着するので、肌が乾燥してしまいがち。
そんな乾燥する季節のパウダーファンデーションは、“あるもの”をちょい足しして「保湿力」と「ツヤ感」をアップさせるのがオススメ。
俳優のニコール・キッドマンやミリー・ボビー・ブラウンなどを担当する人気メイクアップアーティストのケルシー・ディーニハンが、その詳しいメイク方法を米Byrdieで解説した。
パウダーファンデをのせた後に「保湿クリーム」を塗る!
ケルシーにいわく、パウダーファンデーションで肌が乾燥してしまう大きな理由のひとつは、「水分不足」。パウダー状のコスメは、どうしても肌の上にのせると水分や油分を吸着してしまうため、とくに乾燥する季節は化粧ノリや肌触りが悪くなりやすいそう。
そんなパウダーファンデーションによる乾燥を防ぐコツは、パウダーファンデーションをのせたあとに「保湿クリーム」を上から重ねること。
ファンデの上から保湿クリームを塗るなんて「なんだかベースメイクが崩れそう…」と思った人もいるかもしれないけれど、心配ご無用。手順通りに行なえばだれでも失敗せずにツヤ感を出せるとケルシーは言う。
そのやり方はいたって簡単で、ケルシーは「パウダーファンデーションを塗り終えたら、ごく少量の保湿クリームを手のひら全体に薄く伸ばし、あとは顔の形に手を沿わせ、そっと包み込むようにパッティングするだけです」と説明。
こうすることで、パウダーファンデーションの持つカバー力をキープしながら、肌にうるおいとツヤをプラス。素肌感を残したナチュラルなベースメイクに仕上がるとのこと。
ほかにも、パウダーファンデーションを塗るときに、ブラシではなく、水で湿らせたスポンジを使うと、肌に適度に水分がプラスされ、乾燥や粉っぽさが軽減されるともつけ加えた。
なにかと乾燥が気になる秋冬のベースメイク。サラッとした軽いつけ心地でありながら、うるおいとツヤ感も欲しいという人は、ぜひプロのテクニックを実践してみては。(フロントロウ編集部)