美容のプロも絶賛する「スリーピングマスク」
寝る前に塗るだけで、睡眠時間を“美容タイム”に変えてくれると話題の“睡眠美容”。ここ数年、海外でも睡眠中のダメージ修復に着目したアイテムが数多く登場しており、なかでも注目なのは、寝ている間にケアできるスペシャルケアアイテム「スリーピングマスク」。
スリーピングマスクとは、寝ている間の乾燥を防ぎ、肌のうるおいをキープしてくれる保湿系フェイスマスクのこと。ニューヨーク市の皮膚科医であるドリス・デイ医師は「人は、眠っている間に肌から大量の水分が失われることがあります」と話し、スリーピングマスクは、これらの寝ている間の乾燥を防ぎながら、先に塗ったスキンケア製品の浸透を良くするのが目的なのだと米Allureで説明。
また、デイ医師は「一般的なナイトクリームと比べて、スリーピングマスクは軽いつけ心地でとても伸びが良いので、枕カバーを汚さずに一晩中つけられるのもポイントです」と明かした。
そんな翌朝が楽しみになるスリーピングマスクだけれど、アイテムによって配合されている成分やテクスチャーが異なるため、しっかり選びたくても決め手がよくわからないという人も多いはず。
そこで今回は、日ごろから数多くのコスメに触れている美容の専門家たちが実際に愛用するスリーピングマスクを3つ紹介。新しいスキンケア製品をお探しの人はぜひ参考にしてみて。
ラネージュ「シカスリーピングマスク」
ラネージュ(LANEIGE)の「シカスリーピングマスク」は、睡眠中の肌にアプローチし、すこやかに整える独自技術「スリーピングマイクロバイオーム™」と、独自CICA成分※であるフォレストイースト(ForestYeast)を配合したスリーピングマスク。
セレブを数多く手掛ける美容皮膚科医のポール・ジャロッド・フランク医師は「(このスリーピングマスクは)肌の赤みを落ち着かせるのに優れており、肌の上に膜をつくって、一晩中うるおいを閉じ込めてくれます」と米Byrdieでコメント。毎晩のスキンケアに愛用していると明かした。
グロウレシピ「ウォーターメロン グロウ AHA ナイトトリートメント」
グロウレシピ(Glow Recipe)の「ウォーターメロン グロウ AHA ナイトトリートメント」は、AHA(グリコール酸)に加えて、ヒアルロン酸、ナイアシンアミド、キヌアペプチド、スイカエキスを配合したスリーピングマスク。
このスリーピングマスクがお気に入りだという皮膚科医のアラシュ・アハヴァン医師は「グリコール酸、カボチャエキス、スイカエキス、ヒアルロン酸などの成分が、肌をなめらかにし、角質を取り除き、うるおいを与えてくれるので、とくに肌荒れや肌の凹凸が気になる人に最適だと思います」と米Cosmopolitanで発言。乾燥によるシミや小じわが気になる人にもオススメなのだとか。
キールズ「キールズ ナイト モイスチャー マスク」
キールズ(kiehls)の「キールズ ナイト モイスチャー マスク」は、スクワランを高濃度配合したスリーピングマスク。体温でバーム状からオイルに変化するテクスチャーで、濃厚なうるおいが就寝中の水分蒸発による乾燥や粉吹きを防ぎ、健やかな肌に導いてくれる。
皮膚科医のクリス・トマシアン医師は「夜のスキンケア、とくに肌に水分補給が必要なときは、寝る前にこのスリーピングマスクを使っています」と米Vogueで明かしている。
(フロントロウ編集部)