チャイナマネー、ハイテク株、パンデミックなど最新トピック満載でパワーアップ
イタリアの株式トレーダーだったグイド・マリア・ブレラが、2008年のリーマン・ショックからインスピレーションを得て執筆して大ヒットした同名小説をドラマ化した『DEVILS~金融の悪魔~』。金融界の若きカリスマであるマッシモ・ルジェーロ(アレッサンドロ・ボルギ)と、そんな彼を教育した大御所ドミニク・モーガン(パトリック・デンプシー)の権力をめぐるバトルを、実際の世界情勢を織り込んで描いていく。
シーズン2の舞台となるのは、イギリスのEU離脱を決する国民投票“ブレグジット”が行われた2016年から。米トランプ政権、中国の経済戦略、ビットコインの台頭、ビッグデータ、市民とその私生活を含む関連するプライバシー問題などシナリオはさらにグローバル化し、銀行の対立のみならずヨーロッパ、アメリカ、中国の経済的な闘いをも描く。そして、2020年の“COVID-19パンデミック”。この未曽有の事態が登場人物たちに何をもたらすのか?
『DEVILS~金融の悪魔~』では『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』のデレク・シェパード役で知られるパトリック・デンプシーが高級スーツに身を包んで悪魔の微笑を見せる、策略的な役を演じている。最近イケオジ度がますます高まるパトリックだが、今回解禁された場面写真を見る限り、シーズン2でもエリート・イケオジは健在なよう。そしてもちろん、そんなパトリック演じるドミニクと対峙してきたマッシモとして、イタリア人俳優アレッサンドロ・ボルギが続投。マッシモはドミニクの後釜としてロンドンの投資銀行NYLのCEOに就任し、NYLを去ったドミニクは自ら投資銀行を設立する。引き続き同じ金融界に身を置くことになった2人の思惑は交錯し、腹を探り合いながら熾烈な駆け引きを展開していく。シーズン1を凌駕する緊張感みなぎる掛け合いを、2人の俳優が演技の火花を散らし体現する。
また、中国資本を受け入れたNYLで重要な存在となるのが、リー・ジュン・リー扮するトレーディング部長のウー・ジーと、ジョエル・デ・ラ・フエンテ扮する最高戦略責任者であるリアチェン・リーウェイ。 NYLに勤めながらも中国人として国の野望を背負う2人がマッシモとどのように関わってくるのか? また、シーズン1に引き続き大御所俳優ラース・ミケルセンも出演。服役中の身で登場シーンが少ないのにもかかわらず強烈な存在感を放つ。
『DEVILS~金融の悪魔~』シーズン2 予告編
今回解禁となった映像は、冒頭から「副総領事に電話を。逃亡中のルジェーロを確保した」と、パトリック・デンプシー演じるドミニク・モーガンがアレッサンドロ・ボルギ演じる主人公マッシモ・ルジェーロを追い詰める緊迫の展開から始まる。街中を全力疾走で逃げるマッシモ。そして彼の声で「世界は変わった。確実さの時代から、不確実の時代へ」と、本作のテーマを示唆するナレーションが入る。続けて何者かが道に倒れ、血が流れる衝撃の映像。この被害者は一体だれなのか…?さらに逃走していたマッシモが車にはねられる衝撃シーンへ。続いて、閉業中のバーでの会話から前シーズンで“師弟”だったドミニクとマッシモが、対等な力を持つ敵同士にあることが伝わる。「俺は打って出た。次はあなたの番だ」とドミニクを挑発するマッシモ。前シーズンで決着がついたはずの2人に、その後どんな争いが起きたのか。
シーズン2では2人の“金融の悪魔”がさらに白熱して激闘を繰り広げることを予期させる、緊張感あふれる映像となっている。特に、『魔法にかけられて2』の出演が控えているパトリック・デンプシーの演技の振り幅は見もの。
ドラマ『DEVILS~金融の悪魔~ シーズン2』(全8話)は、動画配信サービス「スターチャンネルEX」でに字幕版・吹替版が11月16日(水)から独占日本初配信スタート。また、12月には「BS10 スターチャンネル」にて字幕版が独占日本初放送される。吹き替え版は1月より放送予定。また、BS10 スターチャンネルでは毎週水曜23時にシーズン1をレギュラー放送中。(フロントロウ編集部)