『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』のプレミアが開催され、海外の批評家たちから絶賛の声が届いている。本作の魅力とは?(フロントロウ編集部)

『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』海外の感想まとめ

 マーベル・スタジオによるMCU映画『ブラックパンサー』の続編となる映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は、日本では11月11日に劇場公開。そのプレミアがアメリカのロサンゼルスで開催され、多くの批評家が感動、号泣、喝采。

 前作よりライアン・クーグラー監督がメガホンを取った本作だが、主演のチャドウィック・ボーズマンが2020年にがんによって急死。彼なしで物語を進めるという非常に大きな挑戦となったが、前作よりシュリ役のレティーシャ・ライトやラモンダ女王役のアンジェラ・バセット、オコエ役のダナイ・グリラなど、多くが続投し、さらにリアーナが本作のために約6年ぶりに新曲をリリース。

 制作陣とキャストが、チャドウィックへの思いや黒人コミュニティへの思いを1つにして、見事な続編を作り上げた。

批評家のマリー

 「『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』が全編を通して届けた感動を振りきるのは難しい。ーンはよりシリアスになっていて、フェーズ4 を集結させる作品として素晴らしい。本作は、最も激しい守り人として女性たちを祝福している。アンジェラ・バセット。テノッチ・ウエルタ。ミカエラ・コール。リアーナ!」

Varietyの編集者クレイトン・デイヴィス

 「『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は、チャドウィック・ボーズマンへの美しい追悼。アンジェラ・バセットは登場シーンのすべてで主導権を握っており、映像は息をのむ。リアーナの『Lift Me Up』の効果も大きい。ポストクレジットシーンには純粋に驚愕する。アカデミー賞はどうだろうね」

映画批評家のFico

 「『ワカンダ・フォーエバー』は素晴らしい!クーグラーは、強い感情が観客を襲い、関係のある世界を良く探求した、魂のこもった驚くべき続編を届ける。ボーズマンの功績を美しく称えている。レティーシャ&テノッチは素晴らしく、ミッドクレジットシーンには本当に心を動かされる」

Colliderの編集長スティーブン・ワイントローブ

 「あなたたちは、ワールドプレミアに行った人達が作品について楽しかったと言っても信じないことを知っている…。しかし、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は素晴らしい続編で、偉大な映画。それは感動的なものであると分かっていたし、実際にそうだった。泣くと思っていて良い。ライアン・クーグラー、よくやった。
 『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』について非常に感銘を受けた別の理由は、ライアン・クーグラーはチャドウィック・ボーズマンなしで続編を作り、敬意を示し、一方でフランチャイズを進めるという不可能な課題に直面したから。そして彼は大成功した。マーベル・スタジオにとっても巨大な大成功になるだろう」

映画ライターのチャールズ・プリアム

 「『ワカンダ・フォーエバー』は『ブラックパンサー』よりも大きなスケールだが、そのストーリーは、マーベルにおいて最も親密で心温かいもの。完全にアメコミ映画だが、スーパーヒーロー的で派手な映像のものではなく、嘆きや悲しみのプロセスを中心においている」

映画評論家Lando

 「『ワカンダ・フォーエバー』は傑作。MCUであまり見かけない成熟さと真面目さで、喪失、悲しみ、そして復讐を取り扱っている。ブラックパンサーは王であり続ける。レティーシャ・ライト、アンジェラ・バセット、そしてテノッチ・ウエルタは、今年最高の演技を見せた」

批評家のサミュエル・レゲット・Jr.

 「『ワカンダ・フォーエバー』は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』以来の最高の映画。スケール、カメラワーク、演技、そしてリアルな感情の波は全編で感じられる!これこそが、私が恋しく思っていたマーベル作品!今夜は1つの言葉がずっと心にあった:ワォ…」

『シャン・チー』主演のシム・リウ

 「『ワカンダ・フォーエバー』のプレミアでの素晴らしい夜。ネタバレなし。言葉なし。事実、感動で言葉が出ない。ただ見てほしい」

(フロントロウ編集部)

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