人気トーク番組の司会者として知られるジェームズ・コーデンに出禁を言い渡したレストランのオーナーが、再びジェームズを非難。ジェームズが正式に謝罪をして、一件落着となったはずなのになぜ?(フロントロウ編集部)

ジェームズ・コーデンの発言にレストランのオーナーが呆れる

 米人気トーク番組『The Late Late Show(原題)』の司会者として活躍するコメディ俳優のジェームズ・コーデンが、ニューヨークにある有名レストラン「Balthazar(バルタザール)」のオーナー、キース・マクナリー氏から再び非難された。

 フロントロウでお伝えしたが、今年10月、バルタザールの従業員に失礼な態度を取ったとして、マクナリー氏から“出入り禁止”を言い渡されたジェームズは、その後、自身の番組で「嫌味で失礼な発言をしてしまいました。そして、私はその発言を深く後悔しています」と謝罪。マクナリー氏がそれを受け入れたことで騒動は一件落着となった、はずだった…。

 つい先日、英The Timesのインタビューで改めて今回の騒動を振り返ったジェームズは、「最も非現実的な瞬間でした。というか、とても奇妙なことでした。私は誰に対しても大声を出したりせず、誰かの名前を呼んだり、悪口や蔑称を使ったりもしませんでした。にもかかわらず、なぜこのようなことになるのでしょうか?そんなのありですか?そして今、それは事実となりました。しかも、そのことについて投稿した人(マクナリー氏)はその場にいなかったんです。ただただ奇妙です」と、自分は人から咎められるような行動は取っていないことを強調。

画像: ジェームズ・コーデンの発言にレストランのオーナーが呆れる

 このインタビューが行われたのがトーク番組の収録の前か後かによって状況は変わってくるが、反省の色を全面に押し出していたトーク番組のときとは明らかに態度が違う。そして、このインタビューでのジェームズの発言が、マクナリー氏の怒りのスイッチを押すことに。

 インタビュー掲載後、再度、インスタグラムを更新したマクナリー氏は、「私は必要以上のことはしたくありません。しかし、金曜日に発行されたロンドン・タイムズ紙でコーデンは手のひらを返し、大ウソをつきました」と切り出すと、ジェームズの「私は誰に対しても大声を出したりせず、誰かの名前を呼んだり、悪口や蔑称を使ったりもしませんでした。にもかかわらず、なぜこのようなことになるのでしょうか?(中略)しかも、そのことについて投稿した人(マクナリー氏)はその場にいなかったんです」という発言を非難。

 続けて、マクナリー氏は「2度目に見たとき、私は彼のテレビでの“告白”が、作為的で嘘くさいと感じました。この俳優は、自分の立場を守るためなら何でも言うでしょう」と言うと、「私の意見など何の意味もないが、金曜日のインタビューと彼の詐欺的な告白をもう一度見て、私はジェームズ・コーデンを見かぎることにしました。永久に。これ以上話すことはありません」と怒っているというより呆れた様子を見せた。

 なお、マクナリー氏はジェームズのことを“見かぎることにした”と言っただけで、前回、撤回した出入り禁止処分をどうするかについては言及しなかったため、投稿を見た人たちは皆、そのことが気になっているようだった。(フロントロウ編集部)

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