10歳の子どもが大好きな先生を真似て腕にタトゥー
海外では多くの人の体に入っているタトゥー。ニューヨーク在住の10歳の少年は、大好きな先生の腕に入っていたタトゥーに憧れて、同じようにタトゥーを入れたいと母親にお願いすることに。
母親はタトゥーを入れたいという子どものお願いを許可することに。しかし、この判断が思わぬ結果を招いてしまった。
この子どもはタトゥーを入れたあと、そこに塗るワセリンを求めて学校の保健室へ。すると保健室の先生が子どものタトゥーを発見し、そのまま警察へ通報。そしてタトゥーを入れていいと許可した母親とタトゥーアーティストが逮捕されてしまった。
アメリカでは親が許可すれば誰でもタトゥーを入れていい州がある一方で、ニューヨーク州では親の同意の有無にかかわらず、タトゥーを入れられる年齢は18歳からとなっている。
そのため母親は子どもを危険にさらした罪で起訴され、タトゥーアーティストのオースティン・スミスは児童を不法に扱った罪で起訴された。
逮捕された母親は、タトゥーを許可したものの、息子が欲しがっているのはフェイクタトゥーであって、一生もののタトゥーだとは思っていなかったと米New York Timesで主張。
また、オースティンは「人生で最悪の過ちです。当時は、親の許可を得ればタトゥーを入れてもいいと思っていました」と話した。
一方でタトゥーを入れてもらった少年は、オースティンがタトゥーを入れることに同意するべきではなかったと考えており、「彼は断るべきだった」と語っている。
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(フロントロウ編集部)