『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を一足先に見た海外批評家から、絶賛の嵐。ジェームズ・キャメロン監督はやっぱり凄かった…!(フロントロウ編集部)

これがジェームズ・キャメロン監督の力、『アバター2』に絶賛の声

 映画『ターミネーター』シリーズや『エイリアン2』、『タイタニック』などを手掛け、ハリウッドきってのヒットメーカーとして知られるジェームズ・キャメロン監督。そんな監督だが、過去13年間はただ1つの作品に注力してきた。それが、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』

 2009年に公開された『アバター』は歴代世界興行収入1位を誇る作品で、『ウェイ・オブ・ウォーター』はその続編となる。

 1作目から13年の年月が経ったことや、オリジナルが誇る映像美は、この13年の進歩によって他の作品でも見かけられることになったことなどから、『ウェイ・オブ・ウォーター』に期待しない映画ファンもいるだろう。また監督本人も、1作目を超える方法について聞かれた際に、「泣いてる。自分のデスクに座って1日中泣いてる。なぜなら方法がないから。ただただプレッシャーが大きいんだよ」語っており、映画好きからの厳しい視線には気がついていたと思われる。

 しかし、キャメロン監督はさすがとしか言いようがないようだ。海外で一足先に『ウェイ・オブ・ウォーター』を見た批評家たちから、絶賛の声が届いている。2022年は、『トップガン マーヴェリック』や『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』といった様々な大ヒット作が公開されたが、『ウェイ・オブ・ウォーター』を「今年1番の作品」と評する声も多くあがっている。12月になって、その評判を得る作品が出てくるのは驚異的だろう。

 12月16日に日米同時公開となる『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』。劇場で見るべき本作への評価をまとめた。

『アバター2』批評家たちの評価

 ジャーナリストのペリー・ネミロフ

 「『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』はとても素晴らしい。ジェームズ・キャメロンは、エフェクト技術におけるハードルを上げたけど、映画のビジュアルには吹っ飛ぶ。次々に見事な映像が映し出される。しかし最も私の心を打ったのは、技術的功績がいつでもキャラクターと世界観を構築するために使われていたということ」

 批評家のニッキー・ノバク

 「『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を見た。もしあなたが『アバター』をもう見たと思っているのなら、考え直した方が良い。前作の繰り返しがあるとしたら、“このようなことはまったく経験したことがない”という評価のみ。1作目より良いか?余裕で。3Dの水の世界と生き物は、本当に非現実的で、徹底した動きだった。『タイタニック』への大きなオマージュもある」

 アナウンサーのアマンダ・サラス

 「『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は映画史に残る傑作!1作目よりも楽しんだ!スクリーン上には見事なビジュアルが広がり、人生で本当に重要なことは何なのかを私たちに思い出させてくれる。家族、故郷、自然、そして生き残ること。私にとって今年1番の映画!」

 コラムニストのAmon Warmann

 「『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』。好きだったが、大好きではなかった。良いニュースとしては、3Dはふたたび良いし(イェイ!)、アクションはとても素晴らしい(とくに最後のもの)。しかしストーリーラインの多くの箇所で、立ち止まり、スタートしなければいけないように感じたし、ハイフレームレートは当たりはずれがあった」

 ライターのマイク・ライアン

 「『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』。絶対にジェームズ・キャメロンが負けることに賭けてはいけない。誇張はしないようにしているけど、技術的にも、視覚的にも、このような作品をこれまでに見たことがない。圧倒される。圧倒されすぎるかもしれない。時には物語の展開を見落とすこともあった。なぜなら私はパンドラの魚を眺めてしまっていたから」

 ジャーナリストのJoseph Deckelmeier

 「ジェームズ・キャメロンはきっと『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を別の惑星で撮ったのだろうと思っている。この映画は本当に見事で、没入感がある。長いけど、私は全編を完璧に集中して見ることができた。13年前の『アバター』のように、この作品は映画史に残る功績で、絶対に見なきゃいけないやつ!」

 批評家のデヴィッド・エールリヒ

 「『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』。(笑)。ジェームズ・キャメロンや、10代のエイリアンのシガニー・ウィーバー、もしくはパピルスの字幕つき巨大クジラたちは失敗すると賭けるような大馬鹿者になったと想像してみてよ。長い時間(がかけられた本作は)1作目よりも良いし、ここ数年で最高の劇場体験の1つ。ストリーミングサービスは野たれ死ぬ」

 ジャーナリストのショーン・オコンネル

 「絶対にジェームズ・キャメロンが負けることに賭けてはいけない。彼の『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』はオリジナルをすべての面で超えた。驚異的なビジュアル、しかしそれ以上にキャラクターや物語への感情的な繋がり。最後の1時間はキャメロンがすべての力を使い、大作の制作者たちに、本作がどうしたかを見せつけた」

 映像プロデューサーのブランドン・デイヴィス

 「『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は終わらない視覚的スペクタクルだ。感情面で1作目よりも良く、より深いが、キャラクターたちはもう少し向上できただろう。作品はもちろん長いが、驚異的なビジュアルと技術のうえに成り立っており、3Dで見るのがベストだ」

(フロントロウ編集部)

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