お酒を飲むと肌は荒れやすくなる?
忘年会シーズンになり、お酒を飲む機会も多い今の時期に起こりやすいのがお酒による肌トラブル。
皮膚科医で栄養の専門家でもあるティビ・マルタップ医師は、「過度なアルコールの摂取は、毛穴の詰まりやニキビの原因になるだけでなく、乾燥やむくみ、くすみ、赤みなどさまざまなトラブルの引き金になることがあります」と英Stylistで説明。さらに治りかけているニキビや肌荒れを悪化させてしまう可能性もあると指摘。
とくに糖質が高いアルコール飲料を飲む場合には、肌に悪影響が及ぶことが多く、ニキビができやすい人などは注意したほうがいいという。とはいえせっかくの飲み会では、羽目を外しすぎない程度にお酒を楽しみたいもの。
そんな人に向けて皮膚科医が明かしたのが、飲酒後のスキンケアの鉄則。アルコールによる肌荒れをできるだけ防ぐために取り入れるべき、飲酒後のスキンケアの心得をご紹介。
ビタミンC入りのスキンケア製品でケア
お酒を飲んだ後のスキンケアで効果的だというのが、王道の美容成分であるビタミンCを取り入れること。
皮膚科医のロス・ペリー医師は、「ビタミンCが入ったスキンケア製品は、飲酒後に起こりやすい肌の赤みやニキビ、乾燥、くすみ、クマなどさまざまな悩みにアプローチできます」と説明。酔っているときはスキンケアがおろそかになり、普段より時短で済ませることもあるけれど、たとえどれだけ酔っていてもこれだけは必ず取り入れるよう勧めた。
またそのほかにも、できるだけメイクや肌の汚れは入念に落とし、乳液やクリームは普段よりもたっぷり塗ることも大事だと補足。翌日の肌のコンディションをどうしても落としたくない場合は、これらも意識してスキンケアするようアドバイスした。
アルコールのせいで起こる肌荒れを防ぐためのスキンケア。お酒を飲むことが多いという人はぜひ覚えておいて。(フロントロウ編集部)