Netflixのドキュメンタリー番組『ハリー&メーガン』で、ヘンリー王子が兄ウィリアム皇太子から届いたメールを見て動揺する場面があった。(フロントロウ編集部)

ヘンリー王子のもとにウィリアム皇太子からメールが届く

 ヘンリー王子メーガン妃が王室離脱後、初めて騒動について語ったことで大きな話題になった大物司会者のオプラ・ウィンフリーとの特別番組『Oprah with Meghan and Harry(原題)』。“暴露インタビュー”と批判されたこの番組の放送後に、ウィリアム皇太子がヘンリー王子にメールを送っていたことがNetflixのドキュメンタリー番組『ハリー&メーガン』で明かされた。

 『ハリー&メーガン』のエピソード6のワンシーン。インタビューの放送後、俳優や映画監督として活動する友人のタイラー・ペリーとテレビ電話をしたメーガン妃は、タイラーから王室が声明を出したことを知らされると、それを読み上げた。

 ロイヤルファミリーを代表してエリザベス女王名義で出された声明には、「ハリー(ヘンリー王子)とメーガンにとって、過去数年間がどれだけ試練に満ちたものだったかということを知り、ロイヤルファミリー全員が悲しんでいます。(インタビューで)取り上げられた問題の数々、とくに人種に関しては憂慮すべき問題です。いくつかの問題に関しては記憶が異なるかもしれませんが、いずれも真摯に受け止め、家族間で私的に対処します。ハリー、メーガン、アーチーはこれからも愛すべき家族の一員です」と綴られていた。

 時を同じくして、ヘンリー王子のもとに兄のウィリアム皇太子からメールが。ヘンリー王子からスマホの画面を見せられたメーガン妃は「ワオ(Wow)」とだけ返し、それ以上は何も言わなかった。「どうしたらいいんだろう」と動揺するヘンリー王子に、メーガン妃は「ちょっとひと息つこう。新鮮な空気を吸ってから決めよう」と言うと、王子を抱きしめた。

画像: ヘンリー王子のもとにウィリアム皇太子からメールが届く

 なお、ウィリアム皇太子からのメールの内容は明かされていないが、ヘンリー王子とメーガン妃のリアクションから察するに、夫妻にとってあまり良い内容ではなかった可能性が高い。

ヘンリー王子夫妻がインタビューを引き受けた理由

 なお、『ハリー&メーガン』では夫妻がインタビューを引き受けた経緯についても触れている。メーガン妃は、「あのインタビューは、記録を正すというよりも、他の人たちが埋めた空欄を自分たちで埋め直すためのものでした」、「私たちが何を作り、どんな新しい道を切り開こうとするにしても、ある程度、明確でなければできません」と説明。

 また、インタビューのオファーを受けてから、実際に行われるまでに1年ほどかかったそうで、メーガン妃は「オプラはもともと、私たちがケンジントン宮殿にいたときに、コミュニケーション・ディレクターを通じて私たちにコンタクトを取ってきたんです。ワクワクしたことを覚えています。オプラと話をするタイミング(日程)は何度も変わりました」と言うと、「王室との距離が離れるにつれて、組織における私たちの役割は縮小されていきました。そして、ここ(アメリカ)に来てからはさらに空白の時間が増えて、人々は私たちが去った理由を純粋に理解できなくなっていました」と、自分たちの言葉で事情を説明するという意味でもあのインタビューは必要であったと強調した。(フロントロウ編集部)

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