エマ・トンプソン、『マチルダ・ザ・ミュージカル』の撮影で年齢を実感
イギリスの児童文学作家ロアルド・ダールによる『マチルダは小さな大天才』および舞台ミュージカル『マチルダ』を基にしたNetflixの映画『マチルダ・ザ・ミュージカル』。子どもたちが悪い大人や横暴と闘うストーリーや音楽は、ぜひ子どもたちに見てもらって、大人たちに立ち向かってほしい。
原作も舞台ミュージカルも非常に高い評価を得ている傑作だが、Netflix版では、子どもたちの他にもう1人観客を驚かせた人がいる。それは、エマ・トンプソン。原作に忠実なトランチブル校長を演じていたのが彼女であることに気がつかなった人も多く、さすがだという声が多くあがっている。
しかし一方で、撮影中には、エマが自分は年を取ったと感じたことがあったという。じつは彼女、足首を骨折していた!
トランチブル校長のごっつい厚底ブーツを履いていれば、若かったとしても骨折する可能性もありそうだが、エマが米Peopleのインタビューで明かしたところによると、骨折した原因は何もないところで転んだことだという。これまでにそういう風にケガをした経験はなかったそうで、「私は強いですが、年も取ってきているので、自分のことを傷つけることもありますね。興味深い」とのこと。
とはいえ、彼女はまだまだ強いよう。骨折用のギプスをつけていった日に行なわれた撮影は、なんとスタントシーンだった。スタッフには「大丈夫です。ただあなたを逆さまにするだけです。大丈夫。クレーンに乗るので」と言われ、エマも、「オーケー。まあ、なら良いでしょう」と答えたのだという。
舞台役者としてのキャリアを誇り、オスカー俳優でもある彼女。はたまた『ハリー・ポッター』のトレローニー先生としても有名だが、そんなエマは63歳。元気ハツラツであり、多くの作品へ出演・製作を続けているとはいえ、ケガをしないことには気をつけてほしいもの。
(フロントロウ編集部)