※この記事には映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』のネタバレが含まれます。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』でブラック・ウィドウが迎えた運命に賛否
MCU映画『アベンジャーズ』シリーズの1つの集大成として2019年に公開された映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、最強の敵サノスを倒すために自らが犠牲となって命を落とした、スカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウ。
『エンドゲーム』ではロバート・ダウニー・Jr.演じるアイアンマンが命を落とし、クリス・エヴァンスが演じるキャプテン・アメリカの姿も見納めになるなど、アベンジャーズの一部の初期メンバーと別れを告げる作品となったが、2010年に『アイアンマン2』で初登場したブラック・ウィドウもその1人。
2021年には彼女の過去に迫った初となる単独主演作『ブラック・ウィドウ』が公開されて、その姿を見ることができたが、同作で見納めに。ブラック・ウィドウの復活を望む声は未だ根強く、一部では、『エンドゲーム』でブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフを死なせるという決断を下した、監督であるアンソニー・ルッソとジョー・ルッソ兄弟を責める声も。そうした声は監督の耳にも届いているようで、今回、ジョー監督がTikTokでリアクションした。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』ジョー・ルッソ監督がファンからの批判に反応
2022年12月にジョー監督は自身の制作会社であるAGBOのTikTokアカウントを更新して、「ナターシャを殺したあなたを許さない!」というファンの声に反応。悲しげとも、うんざりしているとも取れる表情を浮かべながら、何かを指ですり潰すようなジェスチャーをする動画をアップした。
特に言葉などは発していないため、監督の表情やジェスチャーの意図は明確ではないものの、動画を見る限りは、『エンドゲーム』での決断を後悔している様子はなさそう。
未だ根強いブラック・ウィドウ復活待望論だが、スカーレット自身は2020年に「彼女が最終的に犠牲になるというのは、すごく彼女らしいことのように思えました」とコメント。「映画を見返してもらえれば、きっと気づいてもらえるはず。すべての映画が彼女の選択に繋がっていると思います。選択をできるようになったとも言えるし、それが選択肢になったとも言えます」と、ナターシャが決断を下したのは自然なことだったとして、彼女の死には納得していると語った。(フロントロウ編集部)