デイヴ・バウティスタがタトゥー解説企画に参加
MCUの映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でドラックスを演じるデイヴ・バウティスタが、全身に入るタトゥーについて米GQで解説。そのなかで、左腕の内側に入っているタトゥーの逸話が注目を集めている。
「これはもともとはチームロゴだったんです。友人と思い、心から尊敬していた人と一緒にチームを結成していたのです」と始めたデイヴ。そのチームがどのようなチームかについては言及しなかったが、その相手は、身体にロゴをタトゥーするほど深く尊敬していた男友達だったことを明かした。
「そしてその後彼は、公に反同性愛的な発言をして、極度のホモフォビック(同性愛嫌悪者)であることが判明しました」と続けたデイヴは、「彼を友人と呼ぶことはできなくなったので、このタトゥーで覆ったのです」と、もともと入っていたタトゥーを“消滅”させた理由を明かした。
差別を傍観するのは差別者と同じ側に立ってしまうこと。デイヴは社会奉仕活動に力を入れるセレブのひとりだが、とくにLGBTQ+コミュニティに対する差別に立ち向かうことはデイヴにとって非常にパーソナルなこと。というのも、デイヴは母親がレズビアンだから。過去にもたびたび母に対する誇りや尊敬を口にしてきたが、今回も、「私にとっては(友人の差別発言は)大問題でした。私の母はレズビアンなので、これは私にとって個人的な問題なんです」ときっぱりと語った。
デイヴのこの行動に対しては、「私は常にデイヴ・バウティスタのファンであり続けるだろう」「本当によくできた人で、大好き」といったコメントが集まっている。(フロントロウ編集部)