『ハウルの動く城』のタトゥー
2004年に公開されたスタジオジブリによる映画『ハウルの動く城』。ソフィーやハウル、カルシファー、荒地の魔女などが織りなす物語は世界中で大ヒットを記録した。そのため、ファンのなかには作品をタトゥーのデザインにした人もいる。
アメリカに住むファンは、2022年夏に『ハウルの動く城』のタトゥーを右腕に入れた。モチーフにしたのは、幼きハウルが流れ星を食べるあの美しいシーン。映画の映像をそのままデザインにしたわけではなく、黒い線のみで表現したイラストとなっている。
しかし、そのイラストをタトゥーアーティストに見せたものの、出来上がった作品が微妙なクオリティとなってしまい、米掲示板サイトRedditでこんな投稿を。「タトゥーを気に入っているけど、それが(『ハウルの動く城』をモチーフにしたものだと)分かるのかとか、変じゃないかとかに確信が持てない。顔の丸い輪郭が少し気になる。だんだん好きになるかなと思うようにはしてるけど、悪いタトゥーを入れちゃったかな。あと、タトゥーアーティストが映画自体を知らなかったことも助けにならなかった」。
出来上がった実際のタトゥーがこちら。
イラストに沿っていることは分かるが、やはり気になるのはハウル。投稿主が話したとおり、顔の輪郭は丸く、胴体も影がなく単調なものになっている。
完成したタトゥーを見た他のユーザーたちからは、賛否両論が。タトゥーだけを見れば可愛いが、元のデザインを再現は出来ていない。しかし腕の良いアーティストであれば、ここから修正を加えることが出来る程度だという意見が多かった。
多くの意見を聞いた投稿主は、まずは数週間から数ヵ月腕を休めてから、ハウルの顔と髪を直し、色を加えることにするかもしれないとコメント。また、このタトゥーとは別に、『千と千尋の神隠し』で竜になったハクと、『もののけ姫』がモチーフのタトゥーも入れたいという。
(フロントロウ編集部)