エミネムの半自伝的映画『8マイル』がテレビシリーズに
カーティス・ハンソンが監督を務め、ラッパーのエミネムが主演を務めた自身の半自伝的な映画『8マイル(8 Mile)』。エミネムが白人と黒人を分断する8マイルという境界線の向こうで開催されるラップバトルで黒人たちに挑むというストーリーで、映画だけでなく主題歌の「Love Yourself」も大ヒットした。
そんな『8マイル』が、20年以上の月日を経てテレビシリーズ版として蘇ろうとしている。
今回『8マイル』のテレビシリーズ版を手掛けるのは、エミネムの音楽レーベルであるシェイディ・レコーズと契約して大ブレイクした、エミネムの“弟子”とも言えるラッパーの50セント。
50セントはBig Boy TVに出演した際、「彼の『8マイル』をテレビで放送するつもりです。今、動き出しているんです」と明かすと、「大きなものになるでしょう。失敗はない。100点満点です」とかなり自信満々な様子だった。
50セントによるとエミネムは『8マイル』のテレビシリーズ版の制作を快く承諾したそう。「彼のレガシーのためにも作られるべきだと思います。(『8マイル』で描かれるストーリーを)理解してもらうことが私にとって重要なのです」と語った50セントは、テレビシリーズ版『8マイル』は映画版『8マイル』の裏話や主人公であるB・ラビットこと、ジミー・スミスJr.の若い頃を紹介する物語になると明かした。
そんな50セントは、『8マイル』がテレビシリーズになるという記事のスクリーンショットをインスタグラムに投稿すると、「遊んでるつもりではないす。僕は本気の男です。クレイジーなことになる」とコメントをつけた。
現在のところ公開予定などは未定。50セントによって『8マイル』がよみがえることができるのか。(フロントロウ編集部)