髪色が落ちるのを予防する方法
ヘアカラーのオシャレを楽しむうえで厄介なのが退色。せっかくお気に入りのヘアカラーに染めたのに、気づけばすぐに落ちてしまったなんてことも。
そんな悩みを解消するカラーキープ術を、海外のカラーリストが伝授。教えてくれるのは、アメリカのミネソタ州を拠点とするカラーリストでありヘアスタイリストのシドニー・パーマー。
ヘアカラーの色落ちを防いで長続きさせるコツをご紹介。
冷たい水~ぬるま湯で髪を洗う
ヘアカラーの退色を防ぐうえで大切なのが、髪を洗うときの温度。熱湯ではなく、できれば低めの温度の水で洗うのが理想的だという。
その理由についてシドニーは、「温かいお湯で髪を洗うとキューティクルが開いてしまうため、カラー剤の染料が流出しやすくなります」と説明。寒い時期に冷たい水で洗うのは過酷だけれど、ヘアカラーのキープを最優先するならせめてぬるま湯で洗うよう心がけてみて。
カラーケアに特化したシャンプーを使う
染めたてのカラーの色持ちをよくしたいなら、使用するシャンプーやトリートメント選びも重要。シドニーは、「いつもすぐに退色してしまうといった人は、自宅で使用するシャンプーやトリートメントを見直してみてください」と話し、カラーケアに特化した製品を選ぶようアドバイス。
とくに洗浄力の高いシャンプーなどは、ヘアカラーの退色を早める可能性が高いため、ヘアカラーの持ちを重視したい場合は避けたほうがいいそう。
またシドニーによると、ドライシャンプーを上手に活用し、濡らして行なう洗髪の頻度を避けるのもひとつの手だという。夏場など汗をかきやすい時期には頭皮の汚れや詰まりを防ぐために毎日シャワーで洗い流したほうがいいけれど、冬には週に1~2度程度であればドライシャンプーのみでも問題ないと明かした。
どうやらヘアカラーの退色を防ぐにはシャンプーをどうするかが大事なカギとなるよう。ヘアカラーを長期間キープさせたいという人はぜひ専門家のアイディアを参考にしてみて。(フロントロウ編集部)