『パイレーツ・オブ・カリビアン』ジャック・スパロウ役は元々はマーベル俳優が想定されていた
2003年に1作目となる映画『呪われた海賊たち』が公開されてから今年で20周年を迎えるディズニーの映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ。ディズニーパークの人気アトラクション「カリブの海賊」を基にした同シリーズはこれまで5作が公開されており、現在も6作目の制作が進められているなど、大ヒットシリーズとなっている。
1作目から5作目まで主人公ジャック・スパロウを演じたのはジョニー・デップ。ジャック役に抜擢される以前でも既にスターだったジョニーだが、シリーズに出演中の2010年に米Forbesが集計する年間で“最も稼いだ俳優”になるなど、同シリーズでハリウッドを代表する俳優としての地位を確実なものにした。
今やジョニーの代表作の1つとなった同シリーズだが、1作目の脚本が書かれていた段階では、ジャック・スパロウ役に別の俳優が想定されていたという。
その俳優とは、マーベル映画『X-MEN』シリーズなどでのウルヴァリン役で知られるヒュー・ジャックマン。
『呪われた海賊たち』の脚本を担当したスチュアート・ビーティーは2010年に米Foxに次のように明かしている。「あのキャラクターは元々、ヒュー・ジャックマンを念頭に置いて書いたのです」。スチュアートはよほどヒューに演じてもらいたかったのか、“ジャック”という名前も、“ジャックマン”にちなんで名付けたそう。「だからこそ、名前は“ジャック”・スパロウなのです」と明かした。