カリスマトレーナーが勧めるトレッドミルの変化球アレンジ
ルームランナーやランニングマシンとも呼ばれる有酸素運動用マシンのトレッドミルは、有酸素運動用のマシンの王道。そんなトレッドミルの一歩進んだ取り入れ方を、ハリウッドでもっとも影響力のあるフィットネストレーナー、ハーレイ・パスターナックが紹介。
ハーレイは、アリアナ・グランデやレディー・ガガをはじめ、リアーナやケイティ・ペリーなど100人近くのセレブを指導した経歴があり、食事や運動に関する数々のベストセラー著書も生み出すカリスマトレーナー。
そんなハーレイが考案したトレッドミルの取り入れ方は、ただ歩くよりもハードかつコツも必要。でもそのぶんカロリーの消費効率がアップして、気になるパーツをピンポイントで鍛えられる。ハーレイが勧める3通りのトレッドミルの取り入れ方を、気になるパーツ別にお届け。
お尻重視:大胆に傾斜をつけて歩く
お尻をしっかり鍛えたい人にぴったりというのが、トレッドミルの傾斜レベルを可能な限り上げて行なう方法。
ハーレイは、「傾斜が急な上り坂を歩くようにトレッドミルを取り入れることで、大臀筋やハムストリングにダイレクトに効かせることができます」と米Shapeで説明。カロリーを消費しながら、同時にお尻の大臀筋や太ももの後ろ側にあるハムストリングスを鍛えられるのだという。
脚ヤセ重視:横向きに歩く
脚ヤセを目指したい人にオススメなのが、横向きに歩く方法。横向き歩きを勧める理由についてハーレイは、「太ももの内転筋にアプローチできるからです」と説明。
内転筋とは内もも付近にある筋肉のこと。この部分を鍛えることで下半身の引き締めにつながり、股関節周りをほぐして可動域を広めることも可能。取り入れる際は、必ず右向きと左向きの両方で実践するのを忘れずに。
太もも重視:後ろ向きに歩く
横向き歩きに続いてかなりユニークであり、難易度もアップするのが、後ろ向きに歩く方法。
ハーレイによると後ろ向きに歩く方法は、太ももを鍛えたい人にオススメだという。ゆっくりめのスピードで後ろ向きに歩くだけで、前向きよりもしっかり太ももにアプローチできると明かした。ちなみにこの歩き方は、体幹を鍛える効果も期待できるそう。
セレブ御用達の有名トレーナーが勧める、一歩進んだトレッドミルの取り入れ方。横向きや後ろ向きといった方法は危険も伴うので、試す場合は十分にケガに注意しながら取り入れてみて。(フロントロウ編集部)