映画『エルヴィス』でアカデミー主演男優賞にノミネートされたオースティン・バトラーが、エルヴィスを演じるきっかけを作った元恋人のヴァネッサ・ハジェンズに感謝。(フロントロウ編集部)

エルヴィス好演に元恋人ヴァネッサ・ハジェンズが貢献

 映画『エルヴィス』で“キング・オブ・ロックンロール”と称される伝説のシンガー、エルヴィス・プレスリーを演じて、映画界で最も栄誉ある賞と言われるアカデミー賞の主演男優賞にノミネートされた俳優のオースティン・バトラーが、エルヴィスを演じるきっかけを作った元恋人で同じく俳優のヴァネッサ・ハジェンズに感謝した。

 作品が終わった今もまだ声や話し方が「エルヴィスっぽい」と言われるほど、エルヴィスがハマり役だったオースティン。そんな彼に、『エルヴィス』への出演が決まるよりも前にエルヴィス役を勧めた人物がいた。その人物とは、オースティンが2011年から2020年まで約9年間にわたって交際していた元恋人のヴァネッサ。

画像: エルヴィス好演に元恋人ヴァネッサ・ハジェンズが貢献

 オースティンはヴァネッサの名前を伏せていたが、「ラジオからエルヴィスのクリスマスソングが流れていて、一緒に歌っていたら、“友人”が僕を見て『エルヴィスを演じたほうがいい』と言ったんです。僕は『そんなの無理だよ』と言いました。それから2週間後、僕がピアノを弾いているときでした。それまで誰かのために歌ったりしたことはなかったのですが、そこに同じ友人がいて、(その友人のために)僕はピアノを弾いたんです。彼女は再び『私は本気よ。脚本の権利を得る方法を考えたほうがいい』と言いました」と、米The Hollywood Reporterのインタビューで語っていた

 アカデミー賞にノミネートされたことを受けて、米Los Angeles Timesの取材に応じたオースティンは、上記のエピソードに出てくる友人について聞かれると「当時のパートナー」とだけ言い、一度ははぐらかしたものの、すぐにヴァネッサであることを明かし、「私たちは長い時間を一緒に過ごしました。そして、彼女はある種の予知能力を持っていました。だから、私を信じてくれた彼女には本当に感謝しています」と、ヴァネッサに感謝の気持ちを伝えた。(フロントロウ編集部)

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