娘の結婚を両親が拒否、しかし彼女の元には…?
しかし、彼女がパートナーと結婚するとなった時に、まだ壁は残っていた。両親は、娘とパートナーの女性の結婚式に参加することは「思考停止」になるため、もう少し理解のために時間が欲しいとして、結婚式を延期するように頼んだ。
一生一緒に生きていきたいと思える愛する人を見つけたのに、両親はそれを祝福してくれない。しかしそんな両親でも、彼女は来てほしいと思っているのだという。
そして、自分の兄弟が娘に、結婚式を延期するよう頼んだことを知ったConcernEquivalent744は、激怒。そして彼女に、「もし私の兄弟と、義理の姉妹が馬鹿げたクリスチャンの信仰に取りつかれていて、娘が愛する人と結婚するところを見られないのであれば、私が姪とウェディングロードを歩く」と伝えた!
もちろん、じつの両親が自分を受け入れてくれないことは非常に悲しいこと。しかし祖父母は大学まで行かせてくれて、おじ夫婦が絶対に自分の味方だと思えるというのは、とても愛を感じることのはず。
ちなみに、ConcernEquivalent744が一連の話を投稿したのは、「自分が悪い?」というスレッド。というのも、彼がそう伝えたことによって、今度は兄弟が怒り出したそうで、「父と娘の関係が傷つけられている、なぜ自分を追い出そうとするのか、自分には娘を“引き渡す”権利がある」と主張してきたという。
ちなみにこの時彼は、“give away(引き渡す)”という言葉を使ったらしいが、これは父親が結婚を機に別の男性に娘を“あげる”という意味で古くから使われている言葉で、言葉の通り、女性を所有物のように扱う男尊女卑な言い回し。投稿主がこの言葉をあえて“”で引用したところからは、その価値観に対する不快感も見て取れる。
さらに、兄弟から、彼と息子の関係のほうが、自分と娘の関係より価値があると思っているのかと言われ、堪忍袋の緒が切れた彼は、「イエス。私は自分の子どもを愛する方法を教えてくれるセラピストなんかに会う必要はないからな」と言ったのだそう。それについて妻や姉妹にはもっと良い対処法があったと言われたそうで、「自分が悪い?」と質問したのだが、他のユーザーの多くは彼の姿勢に賛同している。
(フロントロウ編集部)