ハリー・スタイルズが第65回グラミー賞授賞式で披露した「As It Was」のステージに賛否両論が寄せられることに。“完成度が低い”と一部からネガティブな批評が寄せられることとなったステージの裏では、想定外のトラブルが起きていたようで、関係者は、あの状況であそこまでのパフォーマンスをできたハリーを称えている。(フロントロウ編集部)

ハリー・スタイルズのグラミー賞ステージで起きていたこと

 振付師のデクスター・ダ・ロチャが現在は削除されているTikTokへの投稿で明かしたところによれば、ハリーやダンサーたちは10日間にわたってグラミー賞のステージのために猛練習していたものの、当日、まさかのターンテーブルがそれまでとは逆方向に回転するというトラブルに見舞われたという。

画像1: ハリー・スタイルズのグラミー賞ステージで起きていたこと

 デクスターは動画のなかで、「ターンテーブルを反時計回りに回しながら、たくさんの時間をかけて練習しました。昨日の最終的なリハーサルでも、完璧になるまでやりました」と説明。本番のステージでは、ターンテーブルは時計回りに回転していた。

 「歩いたことのない方向にその場でパターンを切り替えるなんて。円形のステージなので、様々な方向に引っ張られることになります。特別なバランス感覚が必要なのですが、一つの方向に自分たちを慣らした後で、それが反対回りになってしまったのですから、全員で最善を尽くし、クールなフォーメーションにできたことは幸運でした」とデクスター。

画像2: ハリー・スタイルズのグラミー賞ステージで起きていたこと

 ステージが練習とは逆方向に回転してしまうというトラブルに見舞われながらも、見事にその状況に対応して、パフォーマンスを続行したハリーとダンサーたち。最後はターンテーブルの上で息の合ったダンスを披露して、大舞台でのステージを締めくくった。

 デクスターは動画で次のように語っている。「ハリーは歌いながらウォーキングや何もかもを逆方向でやることに最善を尽くしてくれましたし、デュエットも逆方向でやってのけました。お見事でしたよ」。(フロントロウ編集部)

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