リリー・コリンズ、元彼からモラハラを受けていた
Netflixのオリジナルドラマ『エミリー、パリへ行く』で主人公のエミリーを演じる俳優のリリー・コリンズが、過去に交際していた男性がいわゆる“モラハラ男”であったことをポッドキャスト『We Can Do Hard Things(原題)』で明かした。
リリーによると、元彼は彼女のことを「尻軽女」などと呼んで侮辱したそうで、「私にとって有毒な恋愛関係は、言葉と感情的な虐待、そして自分はちっぽけな存在だと感じさせられることでした」と言うと、こう続けた。
「彼は私のことを『リトル・リリー』と呼び、私の服装についてひどい言葉を使ったり、尻軽女と呼んだりしたんです。(それでも交際していたのは)彼が私を選んでくれたということが大きいです。私は、彼が私にこうあってほしいと望んでいるものに寄り添いました。私に言ってほしいことと、言ってほしくないこと。私に着てほしいものと、着てほしくないもの。すべきことと、すべきでないこと。そこには多くの支配と感情的な虐待がありました」
元彼によるモラハラはエミリーを沈黙させただけでなく、パニックや不安の感情を煽り、それに体が反応して体調を崩してしまったという。なお、リリーは元彼の名前はもちろんのこと、その後、どのようにして決別したのかは明かさなかった。
「ひどい言葉もあれば、けなすような言葉もありました。私は無口になり、沈黙が心地よいと感じるようになっていました。自分を小さくしないと安心できない感じでした」
ちなみに、2021年に映画監督のチャーリー・マクダウェルと結婚したリリーは、夫とは健全な関係を築いているが、いまだにいくつかのことがトリガー(引き金)になっているそうで、「10年前と今とでは状況がまったく違います。そのパニックが、今でも引き金になることがあるんです。たとえ健全な関係にあったとしても、過去がよみがえる瞬間があります。ミリ秒、あるいはミリ秒より短い時間で、内臓が反応し、心臓が鼓動を始めるのです。突然、10年前に(傷つくようなことを)言われたあの瞬間に戻されるんです。今はまったくそんな状況にないので、何かがトリガーになるんです。本当にツラいです。最悪です」とも語っている。(フロントロウ編集部)