ペン・バッジリー、依存症にならなかったのはブレイクと付き合っていたから
ドラマ『ゴシップガール』のダンとセリーナは、劇中の人気カップル。そしてダンを演じたペン・バッジリーと、セリーナを演じたブレイク・ライヴリーは、プライベートでも2007年から2010年にかけて交際していたリアルカップル。2人が別れた後も、ドラマのキャストやスタッフがその事実に数ヵ月気がつかないほど円満な関係だった。
現在ではそれぞれにパートナーがいる2人だが、その間にしこりはまったくないようで、先日ペンが米Varietyのインタビューでブレイクと付き合っていた頃を振り返る一幕があった。
当時は『ゴシップガール』の大ヒットで、一躍スターとなっていた2人。仕事でもプライベートでもカメラに狙われることに苦しむ俳優は少なくないが、ペンもその1人だったよう。『ゴシップガール』の初放送日は「2007年9月19日だったと思います」と、現在でも日付まで覚えているペン。彼にとってそれほど人生が変わった日だと記憶されているのだろう。
もちろん、悪いことばかりの日々ではなかったようだが、大ヒット作に出演する若手俳優だった時代を振り返る時は「2つの見方がある」という。それは、「楽しくて、テンポが速い」というものと、「20代後半で最底辺に落ち込む」というもの。
そんな日々のなかでブレイクと交際していたことは、ある側面でペンを救ったという。それは彼女が彼の心の支えになったといったものではなく、彼女と付き合っていたことで、薬物やアルコールに手を出さなかったということ。
「正直に言いますが、アルコールや薬物に苦しんだことはないんです。ブレイクはお酒を飲まなかったので。僕たちの関係は、僕がそっちの方に進んでしまうことから救ってくれたと思います」
ショービズの世界において、薬物依存やアルコール依存で苦しむ関係者は少なくない。もし1番近い存在である恋人がそれらをしていれば、それに手を出すきっかけは増える。そのため、ペンは相手がブレイクで良かったと話した。
ちなみに、ペンはiPhoneを手に入れたのが早かったのだが、それはブレイクがプレゼントしてくれたから。当時は「こんなもの欲しくない」と思っていたそうだが、今では生活の必需品になっており、ブレイクは彼にいろいろな影響を与えていたよう。
(フロントロウ編集部)