アイシャドウベースを代用する方法
アイシャドウベースとは、アイシャドウをする前にまぶたに塗る目元用の化粧下地のこと。アイシャドウの発色や持ちを良くするほか、目元のくすみや色ムラを整えたりなど、さまざまなメイク効果が期待できる優秀アイテム。
しかし、なかにはアイシャドウベースを切らしていたり、そもそも持っていないという人もいるはず。そこで今回はアイシャドウベースを使わずに、アイメイクの発色と持ちを良くするテクニックをセレブ御用達メイクアップアーティストのヒラリー・クラークが米Byrdieで紹介した。
1.保湿クリームで密着度を上げる
ヒラリーいわく、アイシャドウの色がすぐに消えてしまう原因のひとつは「乾燥」。乾燥するとアイシャドウの密着度が下がってしまうため、メイク前にしっかり保湿することが重要なのだとか。
目の周りを保湿する場合は、肌にやさしく保湿力が高いアイクリームを使うのがオススメ。ただし、まぶたが脂っぽいとヨレてしまう場合もあるため、ヒラリーは「そういうときは、軽いテクスチャーの水ベース、もしくはオイルフリーの保湿クリームを使ってみてください。メイクがよれにくくなると思います」と助言した。
2.コンシーラーでくすみや色ムラをカバー
目元のくすみや色ムラが気になる場合は、柔らかく広げやすいリキッドコンシーラーでカバーするのもオススメ。ヒラリーは、「アイシャドウベースがない時は、伸びの良いコンシーラーでまぶたの色ムラをカバーしてください。くすみや色ムラがカバーされるだけでなく、アイシャドウの発色もよくなります」とのこと。
一方で、コンシーラーを塗った後にすぐにアイシャドウをのせてしまうと、コンシーラーが密着せずヨレてしまう恐れがあるため、ヒラリーは、「必ずコンシーラーを塗った後にフェイスパウダーでしっかり固定してください」ともアドバイスした。
3.アイシャドウスティックを使う
保湿クリームやコンシーラーを使ってもアイシャドウが崩れやすいという人は、クリーミーなテクスチャーの「アイシャドウスティック」を使ってみるのもアリ。
ヒラリーは、「まぶたが極度に乾燥、もしくは脂っぽいという人は、プライマーとアイシャドウの両方が備わったアイシャドウスティックを使ってみるのもいいでしょう。とてもメイクの持ちが良く、マットやシマーなど様々な質感があるので使いやすいです」とコメント。
またアイシャドウスティックは、まぶたに直接塗れるので指が汚れる心配も少なく、メイクの時短にもなるので、1本持っていて損はないともつけ加えた。
アイシャドウが落ちてしまうと、その日のテンションも下がってしまうもの。アイシャドウが崩れやすいという人は、プロの意見を参考にしてみては。(フロントロウ編集部)