ラッパーのカーディ・Bが、裁判所に命じられた社会奉仕活動を通して色々と気付かされたことを明かした。(フロントロウ編集部)

カーディ・Bが社会奉仕活動をして気づきを得る

 2018年8月にニューヨークのストリップ・クラブで、当時バーテンダーとして働いていた女性2人に対し、取り巻きたちに指示して暴行をはたらき、自身も乱闘に一部加担した罪で同年10月に逮捕されたラッパーのカーディー・B。夫でラップ・グループ、ミーゴス(Migos)のメンバーであるオフセットと被害者の女性のうちの1人が浮気をしたと疑いを持ったことが発端で発生したとされるこの事件の裁判で有罪を認めて司法取引に応じたカーディは、昨年9月、被害者の女性2人への接近禁止命令に加えて15日間の社会奉仕活動を命じられた。

 本来は1月中に社会奉仕活動を終わらせなければならなかったところを、期限を過ぎてしまい裁判所から呼びされ、期限の延長と今度期日を守らなかったら刑務所に入れると言われたカーディは、期限ギリギリの2月の半ばになって社会奉仕活動をスタート。

 毎回、社会奉仕活動を行なう前に、「これから社会奉仕活動をしに行くところ。犯罪を犯しちゃダメだよ」、「今日は午後4時まで社会奉仕活動…。有名だからといって特別というわけではない…。法律を守って!」といったコメントを添えて自撮り写真をツイッターに投稿し、ちゃんとやっていることをアピールしたカーディは、社会奉仕活動が自身に与えた変化についてこう語った。

 「社会奉仕活動は私にとって最高の出来事だった。まるでスピリチュアルの旅のようで、センターから涙を流しながら帰ってくることもあった。私たちが置き去りにしてきた人たち(=センターにいる人たち)は、誰かと話したり、背中を押してもらったりすることが必要なだけで、あなたは彼らの人生を永遠に変えることができるかもしれない」

 ちなみに、カーディが社会奉仕活動を行なったのは退役軍人のための施設で、インスタグラムのライブ配信でも「すごく勉強になった。自分自身について学ぶ機会にもなった」、「退役軍人とか戦争に行った人たちを知らなかった(中略)彼らは帰国して、社会に適応する方法もわからず、犯罪に走ったり、ドラッグに手を出したりする…。あまりに悲しくて胸む」と施設での活動を通して色々なことを学んだことを明かしている。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.